京葉臨海鉄道シキ輸送

2017年8月20日 更新


 ここでは、京葉臨海鉄道を走るシキを取り上げます。

 私が復鉄後、シキに興味を持って撮影を始めました。2005年7月に3回、シキ輸送が京葉臨海鉄道線で行われました。普段列車が通らない市原埠頭支線を走行しました。そのうちの1回を記録しました。
 その後行けた時に、7回の運転を記録しています。基本的には現存する形式は全て撮影できています。

 2005年は7月(後述)にシキ801Bが運転されました。
 2006年は7月(後述)にシキ1001D1運転されました。
 2007年は運転実績なし。
 2008年は8月(高岳製作所発市原埠頭行、シキ611B1)、9月、10月(後述、シキ801B)、11月(後述、シキ611B1高岳製作所発市原埠頭行)に1回ずつ運転されました。
 2009年は5月(高岳製作所発市原埠頭着、シキ611B1)に運転されました。
 2010年は5月(富士電機発安中行、シキ1001D1+1001D2)に運転されました。
 2011年は運転実績なし。
 2012年は京葉臨海鉄道のイベントで、富士電機に留置してあるシキ280とシキ600が回送で運転されるサプライズがありました。
 2013年は運転実績なし。
 2014年12月に、営業運転としては2010年5月以来の運転がありました。(シキ801B2)
 2015年は1月(富士電機発群馬藤岡行)、3月(後述、シキ611B1)、5月(高岳製作所発市原埠頭行、シキ800C + シキ801B2 + ヨ8629 )に運転されました。
 2016年は3月(富士電機発行き先不明、シキ801B1)に運転されました。
 2017年は7〜8月(富士電機発北旭川行、シキ180)に運転されました。

 2024年1月7日のシキ801B1の輸送を追加しました。
2005/7 シキ801B 2006/7 シキ1001 2008/10 シキ801B 2008/11 シキ611B1
2012/8 シキ280&600 2014/12 シキ801B2 2015/3 シキ611B1 2017/7 シキ180
2017/8/11 シキ180 2017/8/20 シキ180  2024/1/7シキ801B1   
2005年7月の部 シキ801B
蘇我駅に到着したシキ シキ801B
 蘇我駅に到着したシキ801B+ヨ。ここまでは新鶴見機関区のEF65-1117が牽引しました。  7月なので何とか撮れたという感じ。機関車付け替え中に撮影したシキ801B。
KD602シキ牽引 KD602シキ牽引
 蘇我からはKD602が担当。ゆっくり千葉貨物ターミナルへ向かいます。
 もう少し引いて撮った写真はこちら
 千葉貨物ターミナルで休憩後、いよいよ工場へ向かいます。まずは村田川橋りょうを通過。トラスの橋は東海道線の大井川橋梁を譲ってもらったものだと記憶しています。
KD602シキ牽引 シキ輸送
 ゆっくり京葉市原へ向かうKD602。  ヨ側からも撮影してみました。
KD602シキ牽引 KD602シキ牽引
 京葉市原から海側に延びる専用線を走ってきたKD602。道路を横断する前に一端停止します。  遮断機のない踏切を横断します。写真に写っていませんが、手前で京葉臨海鉄道の職員が赤旗で車を止めています。
KD602シキ牽引 KD602シキ牽引
 シキをメインに撮りました。  無事工場内に入りました。
2006年7月の部 シキ1001
KD55102+シキ1001D1 KD55102+シキ1001D1
 富士電機を出発した特大列車。この道路はカマの脇にも職員が写っているが、京葉臨海の職員が手信号で車を止めて、列車を通過させる。  産業道路を横切る特大列車。シキしか通過しない、年に数回しか鳴らない踏切。変圧器が珍しい3段凸である。今回はシキ1001D1が使用された。
KD55102+シキ1001D1 KD55102+シキ1001D1
 現在は使われていない八幡海岸通り付近から三井造船へ伸びる線路と合流する。  京葉市原へ向かう特大列車。今回はヨ(車掌車)が連結されなかった。
KD55102+シキ1001D1 KD55102+シキ1001D1
 扶養レクセル付近の踏切を通過。この路線の踏切通過許可信号が次に点灯するのはいつか?  有名な村田側橋梁を渡る特大列車。
KD55102+シキ1001D1 KD55102+シキ1001D1
 広角で撮影。  千葉貨物ターミナルへ入場。
 毎年7月に設定されていたシキの列車も、2007年は設定されませんでした。
2008年10月の部 シキ801B1
シキ801B1 KD55201+シキ801B1
 KDがお迎えに来る前に蘇我駅でシキ+ヨも撮影しておきました。  蘇我駅で出発を待つKD55-201+シキ801B1+ヨ8402。毎度の編成である。
KD55201+シキ801B1 KD55201+シキ801B1
 内房線との3線区間を、日中堂々と走る特大貨物編成。
(蘇我〜浜野)
 有名な村田川橋梁を通過。
KD55201+シキ801B1 KD55201+シキ801B1
 富士電機前の歩道橋から撮影。現在は特大とマルタイしか運転されない線路である。  名物(失礼!)京葉臨海鉄道職員による人間遮断機で車を停める。今回は車がかなり手前に止まってくれていい感じで写せた。何と1日十数本しかない小湊バスが友情出演(な訳ない!)で止まっているではないか!これも感激!
KD55201+シキ801B1 KD55201+シキ801B1
 産業道路の踏切を横断中の特大貨物。  小湊バスさん、ありがとうございました。
2008年11月の部 シキ611B1 
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 今回は今までと違う場所で撮る!と決意して、慣れない場所を攻略。国道357号橋梁下付近。  KD60-1がシキ611B1を牽引した。
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 後ろに見えるのが国道357号蘇我陸橋。いやぁ、シキはデカいですねぇ。  ここで車掌車を見れるのもシキの時だけ。
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 浜本橋にて。国道16号のすぐ脇。歩道がないので、赤信号で車が停まっているうちに撮影地へ移動する。車に注意して撮影して欲しい。なお常に波があるため、きれいな水鏡は困難。  市原分岐にて。海側の線路に入った。
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 富士電機へ向かう普段走らない線路にて。
(植え込み範囲から撮影)
 富士電機前踏切で待っている車の中から撮影。
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 埠頭にて。富士電機脇の入換線にて。KDを後ろに付け替え中。  kDが後ろからシキ+ヨを推進する。
KD601+シキ611B1 KD601+シキ611B1
 埠頭に到着。  KDは切り離されて、千葉貨物ターミナル駅へ一旦帰る。
シキ611B1 シキ611B1
 クレーンで吊る訳ではないので念のため。  変電機の下にコロのようなものを置いて移動するらしい。
シキ611B1  毎回同じ場所で撮影していることに気付き、今回は撮影場所を変えてみました。
 5989レの運転もあったため、前回より数分蘇我〜千葉貨物ターミナルは早いスジでした。
 驚いたのは若い方が自転車で蘇我から埠頭までシキを追いかけていたことです。
 埠頭でも数十人が撮影されており、寒風の中熱いネタとなりました。
 多くの撮影者で賑わった。シキの線路より海側へ行かなければ、特に注意されることもなかった。
※2015年より立入禁止となっているようです。
2014年12月の部 シキ801B2
シキ801B2 シキ801B2
 線路脇の雑草が綺麗に刈り取られ、まるで撮ってください!状態になっていた。通過直前に大型車が路肩駐車してしまった上に、手前で撮影していた鉄な方まで併走し・・・・orz
 KD60-1+シキ801B2+ヨ8629という編成でした。
 いつもと違う側から撮影。これまた通過直前に踏切手前に大型車が路肩駐車してしまい・・・・
 右奥の風車が新鮮でした。
 毎度おなじみの人間遮断機(爆)。
シキ801B2 KD60-1
 KD60が富士電機千葉工場内で一度入れ換えをします。薄煙を上げながら、いい感じです。  所定の作業を終了して切り離されたKD60-1が薄煙を上げながら富士電機から「退社」します。
KD60-1 KD60-1
 市原埠頭荷下ろし線に繋がる線まで引き上げます。奥へ行くと、シキを下ろす作業線があります。その先に貨物線を延伸する計画があるとか?  ここで一旦KD60-1は休憩。作業員の方々が下車し、一部の方々は右奥へ線路点検に出かけました。一部の方は写真には写っていませんが信号取扱機器の研修をしていました。
富士電機スイッチャー 富士電機スイッチャー
 さぁ、初めてのご対面!富士電機千葉工場のスイッチャーです。  何しろ撮影できるのがこの隙間だけですんで(笑)。こんな機会でもない限り撮影できません。ヨと連結しようとするスイッチャー。
富士電機スイッチャー 富士電機スイッチャー
 もう1回入れ換えるようです。出発したスイッチャー。  スイッチャーは隠れてしまいましたが、まぁこんな感じってことで。
富士電機スイッチャー 富士電機スイッチャー
 もう1本奥の線へ入ります。  もう1本奥の線に入ったようです。これにて入れ換えは終了し、この後この隙間の門が閉められ、スイッチャーはクラへ戻って行きました。
 しかし、気付いてみれば、シキ611B1、シキ801B1、シキ801B2、シキ1001D1/D2と3形式撮影していました。あとはシキ180、シキ550、シキ800C、シキ1001D3でしょうか。
 今後も時間があれば出動します。
2015年3月の部 シキ611B1
KD602+シキ611B1+ヨ8629 KD602+シキ611B1+ヨ8629
 2015/3/28に、富士電機から変圧器が出荷されました。おなじみ人間手旗遮断機の登場です。  KD602がシキ611B1を引き出してきました。運良く車がいなかったのですが、手旗が引っ込められてしまいました。
KD602+シキ611B1+ヨ8629 KD602+シキ611B1+ヨ8629
 シキ611B1。デカいですねぇ。  車掌車がついていました。
KD602+シキ611B1+ヨ8629 KD602+シキ611B1+ヨ8629
 古河電工の前を通過します。  こちらも作業員が見張っています。
KD602+シキ611B1+ヨ8629 KD602+シキ611B1+ヨ8629
 京葉市原を通過し、浜本橋にさしかかる特大。何と並行する国道357号線を、JRFのコンテナがトレーラーで下っていてすれ違いました。すごい偶然!  東海道線の旧大井川橋梁を使った村田川橋梁を渡りました。
KD602+シキ611B1+ヨ8629  間もなく千葉貨物駅に到着します。
2017年7月の部 シキ180
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 1090レを引いてきたKD604がシキの牽引機となった。
(蘇我)
 ホッチキスが邪魔だがシキ180。
(蘇我)
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 ゆっくり千葉貨物駅へ向かう。
(蘇我)
 シキ180は何と初めて京葉臨海鉄道への入線となった。
(蘇我)
2017年8月11日の部 シキ180
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 9101レ。シキ180を引いてKD604が有名な村田橋を渡る。いつも撮る場所は先客がいたため、今回はこの程度で。あの警告標識がなければこれはこれで良いのだが。
(千葉貨物駅付近)
 場所的にこれが限界。この辺りは標識や機器ボックスが多い上に、新しく大きな看板が線路脇にできてしまいちょっと撮影が難しくなった。
(千葉貨物駅付近)
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 ゆっくり市原埠頭へ向かう。なお線路の右側はかつて都営10-000形を解体していた解体工場である。
(千葉貨物駅付近)
 人間手旗信号遮断機で車を停めて、産業道路を横断する特大貨物列車。
(市原埠頭付近)
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 初めてこの角度から撮影した。
(市原埠頭付近)
 シキ180の荷受け部もしっかり撮影できた。
(市原埠頭付近)
KD604+シキ180 KD604+シキ180
 市原埠頭まであと少し!
(市原埠頭付近)
 市原埠頭は奥まで行くことが許されず、富士電機の入口脇までが許可された。シキを後ろから押すために入れ換え中のKD604。
(市原埠頭)
KD604+シキ180 KD604
 シキの後ろについて、市原埠頭の線路へ押し込む。市原埠頭の車止めまで映すことができた。
(市原埠頭)
 入れ替え作業を終了し、千葉貨物駅へ戻るKD604。
(古河電工前)
KD604 KD604
 作業される方が乗車され、入換灯が点灯だと、臨海鉄道の雰囲気がものすごく出ますね。
(古河電工前)
 千葉貨物駅へ向かうKD604。
(古河電工前)
KD604 KD604
 乗務員氏がいい感じで写りました。
(古河電工前)
 浜本橋を渡る単機。迫力満点で撮れました。
(京葉市原付近)
2017年8月20日の部
産業道路 産業道路
 毎度お馴染みの人間手旗遮断機が登場し、いよいよシキが出てきます。今回は出荷です。
(市原埠頭付近)
 かくれんぼしてますが、わかりますか?
(市原埠頭付近)
産業道路 産業道路
 KD604が出てきました。
(市原埠頭付近)
 変圧器を搭載したシキ180が姿を見せました。
(市原埠頭付近)
産業道路 産業道路
 古河電工前の踏切を通過します。激パぶりもわかります。
(古河電工前)
 踏切を越えたところで一旦停止しました。
(千葉港運倉庫前)
産業道路 浜本橋
 千葉貨物に向けてゆっくり走ります。
(丸紅建材前)
 名所浜本橋を渡ります。
(浜本橋)
浜本橋 村田川鉄橋
 今回の荷の変圧器です。
(浜本橋)
 名所村田川鉄橋を渡ります。
(村田川鉄橋)
村田川鉄橋  あと踏切2つ渡れば千葉貨物駅です。
(村田川鉄橋)
2024年1月7日の部
富士電機前 富士電機前
 私自身は6年半ぶりの撮影。まずKD60-2単機が迎えに行く。産業道路の踏切の警報器を鳴らす。  踏切が閉まり、出発進行。
富士電機前 富士電機前
 産業道路に入る。  シキを牽引して出て来ました。初めてこの位置から撮影。
富士電機前 富士電機前
 千葉貨物駅を目指して、京葉市原までまず「入換」します。  京葉市原駅からは立派な特大列車。浜本橋を轟音をたてて渡ります。