山万(ユーカリが丘線)

2025年3月29日 更新

 山万株式会社は、千葉県と神奈川県を中心に営業している不動産デベロッパーである。千葉県佐倉市にユーカリが丘ニュータウンを造成し、その交通の便を図るため、新交通システムのユーカリが丘線を直接運営している。
 1982年に女子大〜中学校間が開業し、1983年に全線開業。環状運転(ユーカリが丘で折り返し)開始となった。ユーカリが丘で京成に連絡する。ユーカリが丘〜公園は単線(両方向)で、公園より中学校前→女子大→井野と片方向に周り、公園から出発した時と反対向きでユーカリが丘へ到着する。ワンマン運転で、途中にはトンネルもある。

 コロナ禍直前は、朝ラッシュ時は2編成が運用されて8分間隔のこともあったが、減便されて現在は常に1編成が使用されている。2025ダイヤ改正でだいぶ運転間隔がまとまってきて、大体20分間隔になり乗車しやすくなった。新ダイヤでは女子大行きがなくなったが、女子大始発を出庫させて直後にユーカリが丘発の回送が入庫して車両交換が行われているらしい。時刻等わかればお知らせする。

 車両は開業以来1000形が使われており、3両編成3本が存在する。編成ごとにこあら1号、2号、3号と名付けられている。ここでは3編成共にご紹介する。

 こあら1号、3号の写真を追加しました。
こあら1号
こあら1号 こあら1号
 公園駅に入線するこあら1号。公園駅のみホームが2つあるが、通常の方向感覚と違った入線をする。  公園駅に入線するこあら1号。公園駅のみホームが2つあるが、通常の方向感覚と違った入線をする。
こあら1号 こあら1号
 公園駅を出発し、ユーカリが丘に向かうこあら1号。ユーカリが丘の高層マンションをバックに走る。  車庫で出庫をまつこあら1号。
こあら1号 こあら1号
 こあら1号。出庫する。同じ色のバスと並んだ。  警笛を数回鳴らして出庫してきた。
こあら1号 こあら1号
 女子大駅に入庫する。  折り返し女子大始発ユーカリが丘行きとなった。
こあら2号
こあら2号 こあら2号
★ 公園駅のユーカリが丘行きホームに入線するこあら2号。  公園駅からユーカリが丘駅へ、出発待ちのこあら2号。。
こあら2号こあら2号
 公園駅からユーカリが丘に向かうこあら2号。  ユーカリが丘駅に向かう。
こあら2号 こあら2号
 公園駅に到着するこあら2号。  もうちょっと引いて。
こあら3号
こあら3号 こあら3号の運転台
 ユーカリが丘駅に入線するこあら3号。エアコンがない。  こあら3号の運転台。朝2編成が使われるが日中は1編成。信号機も2灯式。右手操作のワンハンドルである。仕切窓は真ん中に1枚で、前面展望はあまり望めない。
こあら3号 こあら3号
 こあら3号のステッカーが変わり、側面にもラッピングが加わった。  高層ビルをバックにユーカリが丘駅へ向かう。
こあら3号 こあら3号
 ポイントは10km/hで通過する。  公園駅に入線するこあら3号。
こあら3号 こあら3号
 トンネルから出ようとするこあら3号。  前照灯が点いていると格好良い。
こあら3号 こあら3号
 出庫待機のこあら1号とすれ違うこあら3号。残念ながら3本全部撮れる機会はなかなかないそうだ。こあら2号はクラの中で検査中。  ユーカリが丘駅手前のストレート終点は、結構格好良く撮れる。
こあら3号 こあら3号
 こあら3号の運転席。  女子大駅にて。
こあら3号 こあら3号
 高層ビルと組み合わせて撮るのが好きです。女子大行きは赤地に白文字でした。現在は女子大行きはありません。  これは貴重な記録になりました。現在はユーカリが丘駅から女子大駅まで回送で運転するようです。回送表示を今度は撮りたいです。
こあら3号 こあら3号
 女子大に到着しました。  車庫に入庫します。
こあら3号 こあら3号
 女子大表示と尾灯もバッチリ!  同じ色のバスと並んで、1日のお休みに入ります。電源を切ると行き先は消えます。
いろいろ
スイッチャー バス
 検査の編成をクラに出し入れするスイッチャー。女子大駅から2分歩けば撮影出来る。  山万はバス路線も持っている。電車運転士はバスの免許も持っているのが特徴。
女子大駅信号  女子大駅にしかない入換信号。青になったので入庫車両が入庫する。