山万(ユーカリが丘線)

2017年8月5日 更新

 山万株式会社は、千葉県と神奈川県を中心に営業している不動産デベロッパーである。千葉県佐倉市にユーカリヶ丘ニュータウンを造成し、その交通の便を図るため、新交通システムのユーカリヶ丘線を直接運営している。
 1982年に女子大〜中学校間が開業し、1983線に全線開業。環状運転開始となった。ユーカリヶ丘で京成に連絡する。ユーカリヶ丘〜公園は単線(両方向)で、公園より中学校前→女子大→井野と片方向に周り、公園から出発した時と反対向きでユーカリヶ丘へ到着する。ワンマン運転で、途中にはトンネルもある。

 平日は朝時は8分間隔で2編成が使用され、ユーカリヶ丘8:25発女子大行で1編成が入庫する。日中は20分間隔で1編成が使用される。夕方は再び2編成が使用され、21:50発女子大行で1編成が入庫する。土休日は終日1編成が使用され、15-20分間隔で運転される。なお15分間隔の際のユーカリヶ丘駅の折り返し時間はたったの1分である。

 車両は1000形が使われており、3両編成3本が存在する。編成ごとにこあら1号、2号、3号と名付けられている。ここでは3編成共にご紹介する。

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こあら1号 こあら1号
 公園駅に入線するこあら1号。公園駅のみホームが2つあるが、通常の方向感覚と違った入線をする。  公園駅を出発し、ユーカリヶ丘に向かうこあら1号。ユーカリヶ丘の高層マンションをバックに走る。
★ 車両を拡大した画像。こちら
こあら2号 こあら2号
 公園駅に入線するこあら2号。
★ 公園駅のユーカリが丘行きホームに入線するこあら2号。こちら
 公園駅から女子大駅方向に向かうこあら2号。
★ 公園駅からユーカリヶ丘に向かうこあら2号。その1 その2
こあら3号 こあら3号の運転台
 ユーカリヶ丘駅に入線するこあら3号。エアコンがない。  こあら3号の運転台。朝2編成が使われるが日中は1編成。信号機も2灯式。右手操作のワンハンドルである。仕切窓は真ん中に1枚で、前面展望はあまり望めない。