東急池上線・多摩川線

2018年6月4日 更新

 東急は東横線(渋谷〜横浜)、目黒線(目黒〜日吉)、田園都市線(渋谷〜中央林間)、大井町線(大井町〜溝の口)、池上線(五反田〜蒲田)、多摩川線(多摩川〜蒲田)、こどもの国線(長津田〜こどもの国)の7つの路線を営業している。
 ここでは、この中の東急池上線・多摩川線をご紹介します。

<池上線>
 五反田と蒲田を結び、18m車体の3両編成の車両が運転されている。

<多摩川線>
 蒲田と多摩川を結び、18m車体の3両編成の車両が運転されている。

7600系
 7200系を改造。最高速度85km/h(設計110km/h)。目黒側からクハ7600+デハ7650+デハ7650という組み合わせになっている。中間に運転席を含む車両が入っているのも特徴的。前面の形状にも特徴がある。なお7601Fは活躍の週番は赤・黒帯が取り払われてステンレスのみの車体に戻され、7601クラシックなどと呼ばれていた。とりあえず2編成とも撮影できた。2015年2月12日に7601Fが長津田へ回送され、長い活躍が終了した。

7700系
 2015/6現在7編成が在籍。1962年製造開始の7000系をベースに改造された。最高速度85km/h。元日比谷線乗り入れ7000系を改造した車両。7912F〜7914Fは1995-96年に目蒲線から池上線に転用された。
 7901F, 7902F, 7903F, 7905F, 7906F, 7907F, 7908F, 7910Fは前面にシンプルな赤帯が入っただけの外観。
 7912F,7914Fは7600系同様の前面に赤と黒の塗装が入っている。歌舞伎塗装と呼ばれている。
 1000系そっくりな顔をしていた7915Fは、7912F〜7914Fから抜いたサハを使って作られた編成だが、残念ながら2010年に廃車された。
 現在7904F、7909F、7911Fが十和田観光鉄道へ譲渡、7907F(2015/3/26廃回)、7908F(2015/4/15廃回)、7910F(2014/5/12廃回)、7913F(2011/6/29廃回)が撮影出来ずに廃車になってしまった。
 なお2018年度内に7000系に置き換えられることが発表されたので、撮影はお早めに!

1000系
 1000系9編成、最高速度85km/h。かつては日比谷線に乗り入れていた車両を組み直して運用している。1012-13, 17, 19-24Fが運用されている。1013Fは左右対称の貫通扉で異彩を放っている。

1000系1500番台
 2015/6現在7編成が在籍。1000系同様最高速度85km/h。かつては日比谷線に乗り入れていた車両を組み直して運用している。、1501, 03, 04, 05, 07, 08Fが運用されている。日比谷線での運用が終了し、総合車両製作所に入場して帯を7000系のものと同一にし、前面表示はLEDに、車内照明もLEDに、車内は7000系に近いものに改造された。あと2編成入る予定があるそうで、7700系と交代も近いと思われる。

7000系
 5000系をベースに池上線用に製造した18m新製車。7000系というナンバーは2代目なので、新7000系とよく呼ばれる。当初の予定(2013年度に17編成)より本数がまだ少なく、全部で7編成が運用されている。設計最高速度は120km/hだが、池上線85km/h、多摩川線80km/hに設定されている。とりあえず現在在籍する7編成全部の撮影ができた。2017年11月に久しぶりに2編成が増備された。変更点はあるのだろうか。また2018年度に6編成の追加投入が決定し、7700系が淘汰される予定である。

 画像を久しぶりに増備しました。
7600系 (全車引退)
7601F7601 7602F7662
 7601F7601。2014/12/25に、帯が取り払われたクラシックを撮影できた。クラシックとしての活躍は2ヶ月もなかった。反対側が撮れなかったのが残念。
(洗足池)
★ 7601。旗の台にて。その1 その2
★ 7661。旗の台にて。中間に運転台が挟まっているのがわかる。こちら
※ 2015年2月12日に廃回されました。長年のご活躍に感謝します。
 7602F7662。大変残念だが営業運転中には捕捉できず、廃回で何とか写すことができた。後部にTOQ iのデヤ7500が連結されていたため、7602側は撮れなかった。
(御獄山)
※ 2014年7月5日に廃回されました。長年のご活躍に感謝します。
7700系
7901F7701 7902F7702
 7901F7701。元目蒲線用4連だったグループ。サハが抜き取られてワンマン運転対応改造がなされた。2000年から池上線で活躍。2015年7月に検査を受けており、まだ活躍するだろう。
(戸越銀座)
★ 7701。旗の台にて。その1 その2
★ 7701。御獄山にて。こちら
★ 7701。蒲田にて。その1 その2
 7902F7702。
(五反田)
※2015/6/15に廃回されました。長年の御活躍に感謝します。
7903F7703 7905F7705
 7903F7703。2015/10に検査出場しているのでまだ活躍するだろう。
(旗の台)
★ 7703。蒲田にて。こちら
 7905F7705。
(御獄山)
★ 7705。蒲田にて。その1 その2 その3
7906F7706  7906F7906。
★ 7706。旗の台にて。こちら
★ 7906。旗の台にて。こちら
7712F7712 7714F7714
 7912F7712。
(蒲田)
★ 旗の台にて。こちら
★ 蒲田にて。こちら
 7914F7714。1995-96年に池上線に転属。ワンマン改造が施され、他編成との区別のために中央ドア部も塗装された。側面にも行き先表示器がある。
(蒲田)
★ 7714。旗の台にて。こちら
★ 7714。戸越銀座にて。こちら
★ 7714。蒲田にて。こちら
★ 7914。旗の台にて。こちら
★ 7914。戸越銀座にて。こちら
1000系
1012F1012 1013F1013
 1012F1012。1012-1212-1313という編成。3次車。
(旗の台)
★ 1012。戸越銀座にて。こちら
★ 1313。御獄山にて。こちら
★ 1313。旗の台にて。こちら
★ 1313。蒲田にて。その1 その2 その3(雪が谷大塚行) その4
 1013F1013。この編成のみ両側の先頭が左右対称の顔である。1013-1213-1312という編成。3次車。
(戸越銀座)
★ 1312。戸越銀座にて。こちら
★ 1312。雪が谷大塚にて。こちら
1017F1017 1019F1319
 1017F1017。4次車。T.K.K Style。
(蒲田)
★ 1017。旗の台にて。こちら
★ 1017。T.K.K Style。蒲田にて。その1 その2
 1019F1319。5次車。
(蒲田)
★ 1319。御獄山にて。こちら
★ 1319。蒲田にて。こちら
1020F1320 1021F1321
 1020F1320。5次車。後の煙はトンネル上で火事だった。
(旗の台)
★ 1320。蒲田にて。その1 その2
 1021F1321。5次車。
(蒲田)
★ 蒲田にて。こちら
1022F1322 1022F1022
 1022F1322。
(蒲田)
★ 1022。雪が谷大塚検車区にて。99「回送」表示。こちら
 1023F1023。幕時代は側面も英字幕で特徴のある車両だったが、フルカラーLEDに変更された。池上線開業90周年記念ヘッドマーク付。
(洗足池)
★ 1323。池上線開業90周年記念ヘッドマーク付。洗足池にて。こちら
1024F1324  1024F1324。
(御獄山)
1000系1500番台
1501F1701 1502F1702
 1501F1701。増発用に登場。2014/7/20より運用開始。元1001-1201-1101。帯が7000系に準じた色になった。急行灯が撤去された。1000系時代は1次車であった。2018/6現在生活名所池上線HM付。
(蒲田)
★ 1701。蒲田にて。こちら
 1502F1702。1000系時代は1次車で、東急唯一の昭和64年製であった。2015/12/7運用開始。
(蒲田)
1503F1503 1504F1704
 1503F1503。元1003-1203-1103。2014/5/10に運用開始。1000系時代は2次車。
(洗足池)
★ 1703。蒲田にて。その1 その2
 1504F1504。元1004-1204-1104。2014/5/27運用開始。1000系時代は2次車。
(御獄山)
★ 1704。御獄山にて。こちら
1505F1505
 1505F1505。元1005-1205-1105。2015/3/25運用開始。1000系時代は2次車。
(旗の台)
★ 1705。蒲田にて。こちら
 1507F。元1007-1207-1107。2015/4/10運用開始。1000系時代は2次車。
(未撮影)
1505F1724
 1508F。元1008-1208-1108。1000系時代は2次車。2015/6/23運用開始。  1524F1724。元1024-1224-1124。1000系時代は5次車。2016/12/12運用開始。
(蒲田)
★ 蒲田にて。その1 その2
7000系
7101F7301 7102F7302
 7101F7301。5000系の池上線バージョンという位置付け。写真ではわからないが、側面のデザインも秀逸。
(雪が谷大塚)
★ 7101。五反田にて。こちら
★ 7301。雪が谷大塚にて。こちら
 7102F7302。
(千鳥町)
★ 7102。戸越銀座にて。こちら
★ 7302。蒲田にて。こちら
★ 7302。御獄山にて。こちら
7103F7303 7104F7104
 7103F7303。
(千鳥町)
★ 7103。旗の台にて。こちら
★ 7303。旗の台にて。こちら
★ 7303。御獄山にて。こちら
★ 7303。蒲田にて。その1 その2 その3
 7104F7304。
(雪が谷大塚)
7105F7305 7106F7106
 7105F7305。
(御獄山)
★ 千鳥町にて。こちら
 7106F7106。
(戸越銀座)
★ 7306。蒲田にて。こちら
7107F7307
 7107F7307。
(蒲田)
★ 7107。五反田にて。こちら
★ 7107。蒲田にて。その1 その2
 7108F。2017年11月に増備された。(未撮影)
 7109F。2017年11月に増備された。(未撮影)
動力車TOQ i
デヤ7500 デヤ7550
デヤ7500 デヤ7550
 デヤ7500。TOQ iと呼ばれ、通常はデヤ7550との間に検測車を挟んで検測にあたるが、このように回送を牽引することもある。今回は廃回の編成が蒲田まで自走し、後部にデヤ7500が連結されていた。蒲田以後は大岡山までこの車両が先頭に立った。
(御獄山)
 左の列車の約20分後にデヤ7550がやってきた。大岡山で7602Fに連結し、7602Fをサンドイッチする形で5連で長津田へ運ばれたようだ。信号保安装置の関係らしい。
(御獄山)
★ 御獄山にて。こちら