湘南モノレール

2017年8月5日 更新

 湘南モノレールは大船と江ノ島を結ぶ懸垂式モノレールである。ほぼ1日中7〜8分間隔で運転されていて、途中の湘南深沢に車庫があるが、日中の出入庫は原則ない。

 車両は、以下の2形式が運用されている。

●500形
 湘南モノレールの顔とも言える車両。1988年に登場し、1991年まで増備された。3連6本が製造されたが、今は3連3本(551F、555F、557F、559F)が運用されている。最高速度は75km/h、抵抗制御車である。車内はセミクロスシートを採用している。551Fのみ警笛のラッパの位置が異なる。2008年に553Fが、2010年に561Fが、2014年に555Fが、2015年12月に557Fが、2016年3月に559Fが、2016年6月に551Fが引退して形式消滅した。

●5000系
 400形の置き換え用として2004年に登場。その後500形2編成の廃車の代替で3編成が増備された。インバータ制御。現在3連4本(5601F, 5603F, 5605F、5607F)が運用されている。第1編成が赤、第2編成が青、第3編成が緑、第4編成が黄色の帯をまとう。集団お見合い式のクロスシートになっている。またドアが両開き式となった。なお運転台ワンハンドルマスコンは、千葉都市モノレールと同じ形状である。

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500形
500系552 500系557
 500形551F552。
(片瀬山)
★ 湘南深沢にて。こちら
※2016年6月に引退しました。これまでの御活躍に感謝します。
 500形557F557。
(西鎌倉)
★ 湘南深沢にて。こちら
※2015年12月に引退しました。これまでの御活躍に感謝します。
5000形
5000系5601 5000系5603
 5000系5601F5601。2004年4月に運用開始。登場当初貫通扉がなく、5001-5101-5002という車番だったが、千葉都市モノレール1000形と同じ案内車輪から500形と同じ案内車輪に変更されて一度5301-5201-5302に変更。その後VVVFインバータの改良と情報記録装置の追加で5601-5201-5602と再度車番が変更された。その後貫通扉が設置された。
(西鎌倉)
★ 5601。片瀬山にて。こちら
★ 5601。西鎌倉にて。こちら
★ 5602。片瀬山にて。こちら
 5000系5603F5603。「湘南ブルーライン」という愛称がついている。2007年12月に運用開始。当初5503-5203-5504という車番だったが、VVVFインバータの改良と情報記録装置の追加で5603-5203-5604と車番が変更された。
(西鎌倉)
★ 5603。西鎌倉にて。こちら
★ 5604。湘南深沢にて。こちら
★ 5604。片瀬山にて。こちら
5000系5605 5000系5607
 5000系5605F5605。マスコットキャラクターしょもたんを各所にデザインした「しょもたん」号として運転されている。2009年8月に運用開始。
(西鎌倉)
★ 5605。西鎌倉にて。こちら
 5000系5607F5607。「湘南イエローライン」という愛称がついている。2014年2月に運用開始。
(西鎌倉)
 5607。西鎌倉にて。こちら
★ 5608。西鎌倉にて。こちら
5000系5611
 5000系5609F。「湘南パープルライン」という愛称がついている。2015年9月に運用開始。  5000系5611F。「湘南ブラックライン」という愛称がついている。2015年12月に運用開始。
5000系5613  5000系5613F。「湘南ピンクライン」という愛称がついている。乳がん検診推進運動「ピンクリボン活動」と連携する鉄道車両として「ピンクリボン号」と愛称が別につけられ、ピンクリボンかながわのマークが側面に入っている。2016年3月に運用開始。