西武鉄道001系(Laview)

2022年3月5日 更新

 Laview001系。2018年に第1編成が完成し、試運転で話題になった。「いままでに見たことのない車両」をコンセプトに、建築家の妹島和世氏をはじめとする5名がデザインした。LはLuxury(贅沢)なLiving、aはarrow(矢)のような速達性、viewは大きな窓から移りゆく眺望を表している。設計最高速度は120km/h。現在8両編成7本が運用されている。2019年にはキッズデザイン賞、2020年には鉄道友の会ブルーリボン賞とiFデザインアワード2020を受賞した。2019年3月のダイヤ改正から2編成が運用され、10103F、10104Fを置き換えた。2019/10/19日より更に2運用が追加され、最終的に8連7本が池袋線に配置された。
 10000系時代の7連から8連となって輸送力が増強された。また前面に貫通扉がつき、将来は地下に入るのかな?なんて予想もできる。前面展望もOKになり、仕切窓は遮光が出来る構造だが通常は実施しないので、夜間やトンネル内でも前面展望を楽しむことができる。また側窓が大きく、沿線の風景を十分に楽しむことができる。なお曲面を中心したデザインとその色合いで、きれいに撮影するはかなり難しい。今までにないデザインだったため、メーカー(日本車輌)もパーツは新規調達と設計で大変だったようだ。
 基本、池袋~飯能~西武秩父を「特急ちちぶ」、池袋~飯能を「特急むさし」で運転するが、臨時列車として池袋~西武球場前を「特急ドーム」として運転することがある。また臨時列車で新宿線の所沢~本川越にも入線している。
 デジタル無線のアンテナが2個搭載されているのも特徴である。
【池袋・秩父線、狭山線用】全編成撮影済。
 001-A編成、001-B編成、001-C編成、001-D編成、001-E編成、001-F編成、001-G編成
Laview Laview
 このように前方カメラから展望画像が車内に流れる。この日は流れゆく後方画像だった。  夜でもこのように前面展望を楽しむことが出来る。なお2022/3現在、西武秩父~飯能は後部も含めて展望出来なくなっている。
 
001-A編成
001系001-A編成001-A1 001系001-A編成001-A8
 第1編成001-A編成001-A1。池袋・秩父線用。2018年10月に甲種輸送され、試運転を経て2019年3月のダイヤ改正でデビューした。曲線メインのフォルムとその色から、撮影は難しい列車である。写真は偶然やってきた試運転のものである。今までの代々特急と異なり、前面展望が可能になった。画像は「試運転」。
(秋津)
★ 001-A1。「むさし」。練馬にて。こちら
★ 001-A1。「ちちぶ」。大泉学園にて。こちら
★ 001-A8。試運転。秋津にて。こちら
 第1編成001-A編成001-A8。前面の愛称表示は日本語と英語が交互に表示される。走ってくるタイミングによっては片方しか撮れないこともある。
(練馬)
001-B編成
001系001-B編成001-B8
 第2編成001-B編成001-B1。池袋・秩父線用。2019年2月に製造された。(未撮影)  第2編成001-B編成001-B8。「ちちぶ」で運用。
(東飯能~高麗)
★ 001-B8。保谷にて。こちら
001-C編成
001系001-C編成001-C1 001系001-C編成001-C8
 第3編成001-C編成001-C1。池袋・秩父線用。2019年4月に製造された。この写真は逆光だが、光線状態で表情がかなり変化する。
(石神井公園)
★ 001-C1。西武秩父にて。その1(ちちぶ) その2(Chichibu)
★ 001-C1。池袋にて。その1(むさし) その2(Musashi) その3(側面)
★ 001-C1。飯能にて。こちら
 第3編成001-C編成001-C8。秩父線の有名撮影地旧東横瀬駅付近を西武秩父に向けて快走する。
(芦ヶ久保~横瀬)
★ 001-C8。横瀬~芦ヶ久保にて。「ちちぶ」 こちら
★ 001-C8。秩父鉄道車内から撮影。こちら
★ 001-C8。運転台。遮光幕はなく、緊急時は偏光ガラスに変化し見えなくなる。こちら
★ 001-C8。所沢にて。こちら
001-D編成
001系001-D編成001-D1 001系001-D編成001-D8
 第4編成001-D編成001-D1。池袋・秩父線用。2019年9月に製造された。
(富士見台)
 第4編成001-D編成001-D8。2019/10/14の営業初運転ちちぶ30号。
(練馬)

★ 001-D8。東飯能~高麗にて。こちら
001-E編成
001系001-E編成001-E1 001系001-E編成001-E8
 第5編成001-E編成001-E1。池袋・秩父線用。2019年10月に製造された。野球臨「ドーム」号に運用されていた。
(大泉学園)
★ 001-E1。所沢にて。こちら
 第5編成001-E編成001-E8。休憩中の40152Fの脇を颯爽と通過する。
(石神井公園)
★ 001-E8。「ドーム」号。大泉学園にて。こちら
001-F編成
001系001-F編成001-F1
 第6編成001-F編成001-F1。池袋・秩父線用。2019年11月に製造された。
(石神井公園)
★ 001-F1。「むさし」。練馬にて。こちら
★ 001-F1。「ちちぶ」。石神井公園にて。こちら
★ 001-F1。「秩父」。横瀬にて。こちら
 第6編成001-F編成001-F8。(未撮影)
001-G編成
001系001-G編成001-G1 001系001-G編成001-G8
 第7編成001-G編成001-G1。池袋・秩父線用。2020年1月に製造された。
(練馬)~
 第7編成001-G編成001-G8。本当に綺麗に撮るのが難しいが、私のLaviewの写真の中では一番綺麗に撮れたと思う写真。
(元加治)
★ 001-G1。回送。池袋にて。こちら