大阪高速鉄道大阪モノレール線

2015年8月10日 更新

 大阪モノレールは、大阪高速鉄道が運営する跨座式モノレール路線である。2011年まではギネス世界記録で認められた世界最長の営業距離を持っていた。
 大阪空港から門真市駅までの21.2kmを結び、万博記念公園駅から彩都西駅への支線も建設された。
 大阪市内には入らないが、蛍池駅で阪急宝塚本線に、千里中央駅で北大阪急行に、山田駅で阪急千里線に、南茨木駅で阪急京都本線に、大日駅で大阪市営地下鉄谷町線に、門真市駅で京阪本線に接続している。

 運行形態は朝と深夜以外は10分間隔で、大阪空港と門真市を結ぶ。万博記念公園で彩都線に接続するが、こちらは20分間隔である。また平日朝と夕方以後、千里中央と彩都西を結ぶ列車が運転される。この他土休日の万博記念公園混雑対策として、千里中央〜門真市で増発することがある。

 車両は以下の2種類が運用されている。
1000系
 1989年に登場。最高速度75km/h、界磁チョッパ制御である。
 1101F〜1106Fは改造が行われており、側面方向幕や車外スピーカーはない。シートはロングシートが採用されている。
 1993年に1131F〜1132Fが増備された。車外スピーカーが設置され、1032Fは側面方向幕も設置されている。また前照灯の周囲が黒地となった。ドア間は転換クロスシートが採用されたが、現在はロングシートに改造されている。。
 1997年に1121F〜1125Fが増備された。新製時から車外スピーカーと側面方向幕が採用されている。一部クロスシートだったが、現在ではロングシートに改造されている。

2000系
 2001年に登場。最高速度75km/h、VVVFインバータ制御である。
 2111Fは1025Fに準じた仕様となっている。
 2112Fはドアチャイムが阪急9300系と同じものに変更された。ドア開閉予告灯も設置され、ドアの上部にLED式路線図が設置された。蛍光灯カバーが省略された。
 2113F以後、乗務員室の遮光幕が1枚撤去されて、夜間全閉とならなくなった。
 2115Fはゴムが全て黒になった。ロングシートの中間に酢丹ションポールを設置した。
 2117Fは窓ガラスが遮光ガラスとなった。
1000系
大阪高速鉄道大阪モノレール線1101F1601 大阪高速鉄道大阪モノレール線1103F1603
 トップナンバー1101F1601。「どっちもたかつき号」ラッピングで運転されている。
(千里中央)
 1103F1603。今回唯一撮影できたオリジナル塗装車である。
(大阪空港)
大阪高速鉄道大阪モノレール線1104F1604 大阪高速鉄道大阪モノレール線1132F1632
 1104F1604。チキンラーメン号。
(千里中央)
 1132F1632。「ざっくぅ」号。
(蛍池)
2000系
大阪高速鉄道大阪モノレール線2111F2611 大阪高速鉄道大阪モノレール線2113F2613
 2000系2111F2611。
(大阪空港)
★ 反対側2111。大阪空港にて。こちら
 2113F2613。キコーナラッピング。
(千里中央)
★ 反対側2113。千里中央にて。こちら
大阪高速鉄道大阪モノレール線2117F2617 大阪高速鉄道大阪モノレール線2118F2618
 2117F2617。
(大阪空港)
 2118F2618。
(少路)
大阪高速鉄道大阪モノレール線2000系運転席  2000系運転台。
大阪高速鉄道大阪モノレール線25周年 大阪高速鉄道大阪モノレール線鉄道むすめ豊川まどか
 大阪モノレール25周年ステッカーが貼ってありました。  こんなのも!鉄道むすめ豊川まどか。