東京メトロ南北線

2021年9月26日 更新

 7号線と呼ばれる。1991年に駒込〜赤羽岩淵が開業。2000年に全線開通となった。溜池山王で都営三田線と、目黒で東急目黒線と直通乗り入れを行っている。

 車両は以下の形式が使われている。

9000系
 IBGT-VVVFを使用し、6両編成で運用されている。将来的には8両まで対応可能。最高速度110km/h(地下内80km/h)の性能を持ち、4M2Tで運用。全部で23編成が運用されている。目黒線内では急行運転も実施している。
 2016年より更新が開始され、LED表示がフルカラー化され、前面帯の変更。側面帯の形状変更。座席の仕切部分の大型化、ドア上案内表示をLCD2台に、フリースペースの設置、エアコンの改良、補助電源装置のエコ制御化、そしてメトロ唯一の採用だったクロスシート(1次車のみ)の廃止などが挙げられる。
 今後、相鉄直通のため、8連化が実施される。全編成かどうかは未定。

2000系(埼玉高速鉄道)
 IGBT-VVVFを使用し、6両編成で運用されている。将来的には8両まで対応可能で、3M3Tなのが9000系と大きく異なる部分である。8両にする場合1M1Tが増結される。最高速度110km/h(地下内80km/h)の性能を持ち、全部で10編成が運用されている。目黒線内では急行運転も実施している。
 今後、相鉄直通のため、8連化が実施される。全編成かどうかは未定。

3000系(東急)
 6連13編成が使用されている。
 今後、相鉄直通のため、8連化が実施される。現在相鉄直通改造が進められており、そのため乗務員室の仕切窓が2枚に減り、地下区間と夜間は全閉となってしまった。

5080系(東急)
 6連10編成が使用されている。
 今後、相鉄直通のため、8連化が実施される。

3020系(東急)
 6連3編成が使用されている。当初から8連で製造されており、現在は2両が抜き取られて運用されている。

6300系(都営三田線)
 白金高輪〜目黒の区間を乗り入れている。そのまま東急目黒線日吉まで直通している。6連37編成が使用されている。
 今後、相鉄直通のため、3次車以後は8連化が実施される。

6500系(都営三田線)
 2022年より運転開始予定。8連で製造され、6300系1・2次車を置き換える。

 全てワンマン運転を実施している。

 今後は日吉から新横浜、横浜羽沢を経て相鉄線へ直通運転する計画があり、相鉄の20000系車両が乗り入れて来る予定(乗り入れ区間は未定)になっている。その際に8連化が実施されるようで、都営6300系、東京メトロ9000系、埼玉高速2000系、東急3000系、5080系にも動きがあると思われる。

 路線カラーは半蔵門線パープルで、色番号は #9b7cb6 です。
<出典> メトロカラー

 9101F、9116Fの画像を追加しました。
メトロ南北線9000系
9101F 9102F
メトロ南北線9101F9801 メトロ南北線9102F9802
 東京メトロ南北線9101F9101。9101-9201-9301-9801の4両が最初試作車として製造され、9601-9701の2両が6連化時に1次車として増結された。9201-9301は三菱製作所製GTO素子VVVFインバータが採用されている。。大変珍しい「王子神谷」行。現在は更新されてフルカラーLEDになっている。
(武蔵小杉)
<更新前>
★ 9801。武蔵小杉にて。その1 その2(王子神谷行き) その3 その4 その5
 9102F9802。9102-9202-9302-9802の4両が1次車として製造され、9602-9702の2両が6連化時に2次車として製造された。9202-9302は日立製作所のGTO素子VVVFインバータを採用。当初1次車の9202-9302は日立製作所のGTO素子VVVFインバータを採用していたが、2次車では日立製作所の1GBT素子VVVFインバータとなったため、9601-9701に改番の上9101Fに移植。そのため新たに2次車として9202-9302が製造された。
(武蔵小杉)
9103F 9104F
メトロ南北線9103F9803 都営三田線6325Fとメトロ南北線9104F9104
 9103F。9103-9203-9303-9803の4両が1次車として製造され、9603-9703の2両が6連化時に2次車として製造された。9203-9303は日立製作所のGTO素子VVVFインバータを採用。
(武蔵小杉)
 乗り入れ他社同士のすれ違い。都営三田線6325Fと東京メトロ南北線9104F9104。9104-9204-9304-9804の4両が1次車として製造され、9604-9704の2両が6連化時に2次車として製造された。当初1次車の9204-9304は日立製作所のGTO素子VVVFインバータを採用していたが、2次車では日立製作所の1GBT素子VVVFインバータとなったため、9603-9703に改番の上9103Fに移植。そのため新たに2次車として9204-9304が製造された。
(新丸子)
★ 9804。武蔵小杉にて。その1 その2
<更新後>
★ 9804。更新されフルカラーLEDに変更された。武蔵小杉にて。こちら
9105F 9106F
メトロ南北線9105F9805 メトロ南北線9106F9806
 9105F9805。9105-9205-9305-9805の4両が1次車として製造され、9605-9705の2両が6連化時に2次車として製造された。9205〜9305は三菱製作所のGTO素子VVVFインバータを採用。9000系も更新が開始され、前面のフルカラーLED化、帯形状の変更などが目立つ。またインバータ装置もフルSiC素子のものに交換され、補助電源装置も並列同期/休止運転方式が採用され、省エネ度が上がった。
(武蔵小杉)
★ 9105。武蔵小杉にて。こちら
 9106F9806。9106-9206-9306-9806の4両が1次車として製造され、9606-9706の2両が6連化時に2次車として製造された。当初1次車の9206-9306は三菱製作所のGTO素子VVVFインバータを採用していたが、2次車では日立製作所製1GBT素子VVVFインバータとなったため、9605-9705に改番の上9105Fに移植。そのため新たに2次車として9206-9306が製造された。更新車。
(多摩川)
★ 9806。武蔵小杉にて。こちら
9107F 9108F
メトロ南北線9107F9807 メトロ南北線9108F9808
★ 9107F9807。9107-9207-9307-9807の4両が1次車として製造され、9607-9707の2両が6連化時に2次車として製造された。9207〜9307は三菱製作所のGTO素子VVVFインバータを採用。
(武蔵小杉)
★ 9807。武蔵小杉にて。こちら
<更新後>
★ 9807。フルカラーLEDに交換された。多摩川にて。こちら
 9108F9808。9108-9208-9308-9808の4両が1次車として製造され、9608-9708の2両が6連化時に2次車として製造された。当初1次車の9208-9308は三菱製作所のGTO素子VVVFインバータを採用していたが、2次車では日立製作所製1GBT素子VVVFインバータとなったため、9607-9707に改番の上9107Fに移植。そのため新たに2次車として9208-9308が製造された。現在は更新されてフルカラーLEDになっている。
(武蔵小杉)
★ 9808。武蔵小杉にて。こちら
9109F 9110F
メトロ南北線9109F9809 メトロ南北線9110F9110
 9109F。2次車。当初から6連で製造され、日立製作所の1GBT素子VVVFインバータに変更された。将来の8連運転に備えた準備工事もなされている。2021/9現在この編成の中間に挟む更新帯の2両の製造が確認されている。
(武蔵小杉)
 東京メトロ南北線9110F9110。2次車。
(武蔵小杉)
★ 9110。武蔵小杉にて。その1 その2
★ 9810。武蔵小杉にて。こちら
★ 何と代走7029Fと競争。こちら
9111F 9112F
メトロ南北線9111F9111 メトロ南北線9112F9812
 東京メトロ南北線9111F9111。2次車。
(新丸子)
★ 9811。武蔵小杉にて。こちら
 東京メトロ南北線9112F9812。2次車。
(多摩川)
★ 9812。武蔵小杉にて。こちら
9113F 9114F
メトロ南北線9113F9813 メトロ南北線9114F9814
 東京メトロ南北線9113F9813。2次車。
(武蔵小杉)
★ 9113。武蔵小杉にて。こちら
★ 9813。多摩川にて。こちら
 9114F9814。3次車。三菱電機製の1GBT素子VVVFインバータに変更された。
(武蔵小杉)
9115F 9116F
メトロ南北線9116F9816
 9115F。3次車。(未撮影)  9116F9816。4次車。東芝製高耐圧・大容量の2レベル1GBT素子VVVFインバータに変更された。台車のマイコンによる空気バネ制御装置が廃止された。
(武蔵小杉)
★ 9816。武蔵小杉にて。こちら
9117F 9118F
メトロ南北線9117F9817 メトロ南北線91187F9818
 9117F9817。4次車。
(武蔵小杉)
★ 9817。武蔵小杉にて。その1 その2
 9118F9818。4次車。
(武蔵小杉)
★ 9818。メトロ7103Fと並走。武蔵小杉にて。こちら
★ 9818。東急5122F青ガエルと並走。武蔵小杉にて。こちら
9119F 9120F
 9119F。4次車。(未撮影)  9120F。4次車。(未撮影)
9121F 9122F
メトロ南北線9121F9121
 東京メトロ南北線9121F9121。4次車。埼玉高速鉄道2000系と並ぶ。
(武蔵小杉)
★ 9821。武蔵小杉にて。その1 その2 その3
 9122F。5次車。「車内快適性の向上」「使いやすさの向上」「環境負荷の低減」「火災対策の強化」「車体強度向上」を目指し、前面形状の変更、08系同様セミダブルスキン構造、車内内装の変更、スタンションポールの増設、LCD2台による案内の見やすさ向上、冷房装置の能力向上、9300形M2に代わり簡易運転台付9400形Tを新製して3M3Tとなった。三菱電機製2レベル1GBT素子VVVFインバータが採用された。またボルスタレス台車も採用された。(未撮影)
9123F
メトロ南北線9123F9823  9123F。
(武蔵小杉)
★ 9123。武蔵小杉にて。こちら
★ 9823。武蔵小杉にて。その1 その2
埼玉高速鉄道2000系
2101F 2102F
埼玉高速鉄道2101F2101 埼玉高速鉄道2102F2102
 埼玉高速鉄道2101F2101。
(武蔵小杉)
★ 2801。武蔵小杉にて。こちら
 埼玉高速鉄道2102F2102。
(新丸子)
★ 2102。新丸子にて。こちら
★ 2102。武蔵小杉にて。こちら
★ 2802。武蔵小杉にて。こちら
2103F 2104F
埼玉高速鉄道2103F2803 埼玉高速鉄道2104F2804
 埼玉高速鉄道2103F2803。
(多摩川)
★ 武蔵小杉にて。その1 その2 その3
 埼玉高速鉄道2104F2804。
(武蔵小杉)
★ 2804。武蔵小杉にて。その1 その2
2105F 2106F
埼玉高速鉄道2108F2808
 埼玉高速鉄道2105F2805。
(武蔵小杉)
★ 2805。武蔵小杉にて。こちら
 埼玉高速鉄道2106F。(未撮影)
2107F 2108F
埼玉高速鉄道2108F2807
 埼玉高速鉄道2107F2807。
(多摩川)
★ 2107。多摩川にて。こちら
 埼玉高速鉄道2108F。(未撮影)
2109F 2110F
埼玉高速鉄道2109F2809 埼玉高速鉄道2110F2810
 埼玉高速鉄道2109F2809。
(武蔵小杉)
★ 2809。武蔵小杉にて。こちら
 埼玉高速鉄道2110F2810。
※ 031-062 各停渋谷行様ご提供。
★ 2810。もう1枚はこちら