名古屋鉄道

2019年1月3日 更新

 名古屋電軌鉄道は鉄道総延長距離444.2kmで、JRを除く日本の私鉄第3位の規模を誇る。

 路線も
・名古屋本線 豊橋〜岐阜
・豊川線 国府〜豊川稲荷
・西尾線 新安城〜吉良吉田
・蒲郡線 吉良吉田〜蒲郡
・三河線 碧南〜猿投
・豊田線 梅坪〜赤池
・常滑線 神宮前〜常滑
・空港線 常滑〜中部国際空港
・築港線 大江〜東名古屋港
・河和線 太田川〜河和
・知多新線 富貴〜内海
・瀬戸線 栄町〜尾張瀬戸
・津島線 須ヶ口〜津島
・尾西線 須ヶ口〜玉ノ井
・犬山線 枇杷島分岐点〜新鵜沼
・各務原線 新鵜沼〜岐阜
・広見線 犬山〜御嵩
・小牧線 上飯田〜犬山
・竹鼻線 笠松〜江吉良
・羽島線 江吉良〜新羽島
と多数にわたる。

 車両は以下のものが2019年1月現在使用されている。
<特急用>
2000系
 2004年に登場。2005年から中部国際空港への特急として運用を開始した。
 設計最高速度130km/hを誇り、VVVFインバータ制御である。
 ミュースカイの愛称がつけられ、4連全車指定席である。当初3連だったが、乗客増により4連に増結された。12編成が運用中。
 
2200系(1700系、2300系)
 2004年に登場。2005年から中部国際空港への特急として運用を開始した。
 2000系をベースとし、設計最高速度130km/hを誇り、VVVFインバータ制御である。
 2両が指定席車両で、残り4両が自由席車両である。4連12本が運用されている。2210F〜2212Fはスカートが大型である。

 1700系は3連全車指定席で運転されていた1600系のうち、クハ4両を廃車として残り2両を改造して、これに一般車2300系4連を連結して一部特別車としたものである。6連4編成が運用されている。両側で前面の形状が異なるため、そのうち是非撮影したい。

1000系(1200系、1800系)
 1988年に登場。最高速度130km/hで現在も現役特急のエースとして君臨する。
 当初はパノラマ展望席付4両全車指定席で21編成84両が製造されて運用されていた。
 1991年より4連6本が2両ずつに分割されて一部先頭車が方転されて、新造の1200系4連と組み合わせて6連で一部特別車編成として運用開始した。12本組成された。2017年8月現在、未更新車が1011F〜1013F、1016F、1115F、1116Fの6本で、1014F〜1015F、1111F〜1114Fは更新されて運用されている。
 残る4連15本については、特急政策見直しで2008年末に全車が運用を離脱した。機器は5000系に流用された。
 現在は1011F〜1016F、1111F〜1116Fの12本が在籍し、運用に就いている。

 1200系は1992年に一部指定席車が不足し、7500系の機器を流用して1030系+1230系が製造された。6連4本が製造され、外観上はパンタグラフの設置車両で判別できる。界磁チョッパ制御である。2017年8月現在1134Fが廃車となり、1131F1本だけが運用されている。

 1800系は1991年に2連が5編成製造された。1992年には7500系の機器を流用した1850系2連3本が、1996年には1800系2連4本が製造された。パノラマSuperの電照パネルがなく、ミュージックホーンも装備されておらず、ドアが閉まる前の自動放送もない。2017年5月現在、1850系のうち2本が廃車となった。

<通勤用>
6000系6500系6800系
 1976年に登場した。最高速度100km/h。製造が長く続けられたため、制御方式と接客設備を変更した6500系、更に制御方式を変更した6800系も登場した。
 6000系は4連15本、2連24本、6500系は4連24本、6800系は2連39本が活躍している。

5700系(5300系)
 1986年に登場。最高速度110km/hである。独特の前面スタイルをしており、助士側直後の仕切部分は枠がなく、3人掛けクロスシートがあったりする。同じ車体で5000系、5200系の機器を流用したものを5300系という。
 5700系は6連4本、4連3本、5300系は4連4本、2連5本が活躍している。

5000系
 2008年に登場。最高速度130km/hだが、1000系から流用したチョッパ制御である。4連14本が活躍している。

●4000系
 2008年に登場した。瀬戸線用で、4連18本が運用に就いている。最高速度100km/hの性能を持ち、6000系、6600系、6750系の置き換えを完了した。何となく名古屋市交通局のN1000形に似ている。

3500系(3700系、3100系)
 1993年に登場。設計最高速度130km/hで、VVVFインバータ制御である。
 パンタグラフをシングルアームパンタに変更し、その他小改良した3700系、1987年に3700系の2連版の3100系が投入された。
 3500系は4連34本が活躍中。3511Fが更新されている。
 3700系は4連5本が、3100系は2連23本が活躍している。

3300系(3代)(3150系)
 2004年に登場。設計最高速度は130km/hで、VVVFインバータ制御。
 ワンハンドル操作が右手に変更された。ワンマン対応工事済。2連バージョンが3150系である。
 3300系は4連11本が活躍中。3306F〜はスカートが大きい。3306Fは瀬戸線用。
 3150系は2連22本が活躍中。3167F〜はスカートが大きい。

●1380系
 1993年に7500系の機器を流用して、1134Fとして落成した。しかし普通運用に就いているので、1380系と呼ばれているらしい。事故を起こして4連になっている。

100系(200系)
 1979年に登場。名古屋市営地下鉄鶴舞線乗り入れ用車両。最高速度は100km/h。一部仕様を変更したものが200系である。215Fは200系として製造され、VVVFインバータ制御である。100系は6連6本が、200系は6連5本が活躍している。

300系
 2002年に登場。設計最高速度120km/h、VVVFインバータ制御である。名古屋市営地下鉄上飯田線直通運用に使用されている。4連8本が活躍している。

 ここではかつて活躍していたパノラマカー7000系、名鉄に直通する名古屋市営地下鉄鶴舞線3000系上飯田線7000系も含めて、撮影した車両を紹介します。

 各形式画像を増備しました。
 
さらばパノラマカー!7000系 
7000系4連 7000系4連
 7000系4連普通。「神宮前」を表示。
 1961年に登場し、2009年まで使用された。東の小田急ロマンスカー、西の名鉄パノラマカーと呼ばれて長く親しまれた。展望席、ミュージックホーンが特徴であった。最高速度110km/hの性能を誇った。
(岩倉)
★ 「須ヶ口」表示はこちら
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★ 白幕はこちら
 折り返し東岡崎行きに。
(岩倉)
7000系4連 7000系6連
 4連の回送が通過した。方向板の編成。回送で残念だった。
(犬山)
 この時期不定期と言われていた6連が運用に入っていた。急行「新可児」行。
(岩倉)
7000系6連 7000系6連
 廃車予定車が、前面板を外されて「回送」表示で留置されていた。
(江南)
 犬山から普通に変身!
7000系6連 7000系運転室
 急行内海行。
(犬山)
 運転士交代時に乗務員室の扉が開いたところを撮影。
(犬山)
運転士の交代風景 7000系とミュースカイ
 雨の日は大変だろうなぁ。
(犬山)
 ミュースカイと並ぶ7000系。
(内海)
7000系室内 7000系室内
 7000系の室内。昭和の輝きといった感じです。  前面展望は非常に良好でした。
パノラマスーパー1000系 
1000系 1000系
 パノラマスーパー1000系4+4=8連。昭和63年にデビュー。最高速度120km/hの性能を誇る。
 当初は全車指定席の4連も存在したが、1990年から1992年に全て指定席2+自由席4=6両となってしまい、両側展望席の編成はなく。岐阜方の展望車はない。
(新名古屋)
 栄生駅の引き上げ線にいたパノラマスーパー。
1000系 1000系
 犬山線で車内から撮影した対向のパノラマスーパー。  岩倉駅に停車したパノラマスーパー。
1000系 1000系
 1000系も2015年からリニューアルが開始され、前照灯が交換されて表示がフルカラーLEDになった。
(新名古屋)
 まだリニューアルが続いているが、オリジナル顔の撮影はお早めに!
(新名古屋)
1000系 1000系
 塗り分けも変わり、印象がかなり変わった。
(新名古屋)
 登場して40年を過ぎたが、今もなお名鉄の顔として豊橋〜岐阜を走っている。
(新名古屋)
1000系 1000系
 現在新名古屋駅ではミュージックホーンは鳴らさないことになっている。
(新名古屋)
 行き先表示を集めるのも面白いかも?
(新名古屋)
1200系 1200系
 1000系2連と連結し、特急自由席として活躍する1200系。岐阜行。
(新名古屋)
 1200系だけで編成されることはなく、必ず1000系2両と組む。河和行。
(新名古屋)
1200系 1200系
 あちこち行ってますよ!の証拠写真ばかりだが。豊橋行。
(新名古屋)
★ もう1枚はこちら
 岐阜方のみこの先頭車となる。何故か愛称幕が覆われている。
(新名古屋)
1000系  2015年より自由席車もリニューアルされた。前面の愛称幕部分は御覧のように塞がれてしまった。
(新名古屋)
ミュースカイ2000系
2000系2001F2001 2000系2006F2006
 中部国際空港の愛称である"centrair"のロゴが貼られている2000系。平成16年にデビュー。グッドデザイン賞やローレル賞を受賞。青は指定席特急である。最高速度120km/hを誇る。2001F2001。
(新名古屋)
★ 2101。新名古屋にて。こちら
 犬山駅に入線する2006F2006。
2000系2007F2107 2000系2008F2008
 2007F2007。
(新名古屋)
★ 2007。新名古屋にて。こちら
 2008F2008。
(新名古屋)
2000系2009F2009  対向車展望席から撮影した2009F2009。
2200系
2000系2202F 2000系2203F
 2200系2202。特別車(μ:ミュー)2両+一般車4両の6両編成で運転される。
(新名古屋)
 2200系2203F。
(新名古屋)
2000系2204F2204と1702の並び 2000系2205F
 2200系2204。1702の並び。
※ 031-062 各停渋谷行様ご提供。
★ 2204F。新名古屋にて。こちら
 2200系2205。
(新名古屋)
2000系2208F 2000系2209F
 2200系2208。
(新名古屋)
 2200系2209。
(新名古屋)
2000系2210F 2000系2207F2302
 2200系2210。種別・方向幕が見やすいLEDであった。
(新名古屋)
 2200系2302。
(新名古屋)
2000系2207F2307 2000系2207F2308
 2200系2307。
(新名古屋)
 2200系2308。
(新名古屋)
100系・200系
100系 100系
 犬山を発車する100系116F146。
★ 146。犬山にて。こちら
 200系215F215。唯一の200系。犬山でパン上げで昼寝していた。唯一のインバータ編成。何のステッカーかは失念。
100系 100系
 編成番号不明の100系と、名古屋市営地下鉄3159Fが、上小田井の折り返し線に並んだ。鶴舞線直通用で、最高速度100km/h。オールロングシート。VVVFインバータ制御を採用。  100系。編成番号不明。
(八事)
100系 100系
 100系。編成番号不明。
(御器所)
 100系。編成番号不明。
(御器所)
300系
312F 315F
300系 300系
 300系312F。平成14年に上飯田連絡線相互直通運転線用車両としてデビュー。ステンレスボディーを採用し、ワンマン運転を前提とした機器配置。TICSも採用。最高速度120km/hを誇る。
(犬山)
★ もう1枚はこちら
 300系315F。
(犬山)
3300系
3303F 3304F
3300系 3300系
 3300系3303。平成16年にデビュー。ステンレス車体を採用。300系がベース。設計最高速度は130km/hを誇り、VVVFインバータ制御である。
(対向列車展望席より撮影)
 3300系3404。
(新名古屋)
★ 3405はこちら
3300系3310 3300系3312
 塗装変更され、東武70000系のようなイメージになった。前面LEDも変更された。
(新名古屋)
 3300系は前面仕切窓まん中は色ガラスであり、夜間でもある程度前面展望がある。
(新名古屋)
3500系
3501F 3507F
3500系3501 3500系3507
 3500系3501。1993年に登場。ワンハンドルマスコンを採用し、設計最高速度130km/hで走行可能。VVVFインバータ制御。車内案内表示器も備えている。この編成配前面表示がフルカラーLEDに変更されている。
(新名古屋)
 3500系3507。
(新名古屋)
3513F 3519F
3500系3513 3500系
 3500系3513。
(新名古屋)
★ 3513。新名古屋にて。こちら
 3500系3519。
(新名古屋付近)
3521F 3527F
3500系3521 3500系
 3500系3521。
(新名古屋)
 3500系3627。
(新名古屋)
3529F 3531F
3500系3529 3500系3531
 3500系3529。
(新名古屋)
 3500系3531。
※ 031-062 各停渋谷行様ご提供。
鶴舞線3000系
鶴舞線3000系  名古屋市営地下鉄鶴舞線3000系。昭和52年に登場し、今も現役。最高速度110km/h、チョッパ制御である。
(岩倉)
5000系
5102F 5103F
5000系5102 5000系
 5000系5102。2008年に登場。設計最高速度130km/hを誇り、チョッパ制御である。1000系パノラマスーパーの余剰車の主要機器を再利用し、ステンレスボディと組み合わせた。
(新名古屋)
 5000系5103。
(新名古屋)
★ 5003。新名古屋にて。こちら
★ 5103。新名古屋にて。こちら
5000系  5000系。編成番号失念。
(新名古屋)
5700系
5700系 5700系
 5700系。昭和61年にデビュー。最高速度110km/hで、回生ブレーキ付き。
(対向列車車内より撮影
 5700系。運転台下部の形状がユニーク。
(犬山)
5700系  5700系。
(新名古屋)
6000系
6000系 6000系
 6000系。昭和51年にデビュー。ブルーリボン賞受賞。10年間にわたって製造されたため、バリエーションが多い。最高速度100km/h。
(新名古屋)
 6000系。対向列車の車内より撮影。
6000系 6000系
 名鉄の103系的存在?あちこちでその姿を見れた。
(犬山)
 6000系。前面に車番とか編成番号が書いてないため、編成詳細がなかなか確認できない。
(新名古屋)
6000系 6000系
 6000系。
(新名古屋)
 6000系。
(新名古屋)
6000系  6000系。
(新名古屋)
6500系
6500系 6500系
 6500系。6000系の発展型として昭和59年にデビュー。界磁チョッパ・回生ブレーキを採用している。
(新名古屋)
 対向列車車内より撮影。6500系。大変レアな車幅灯消灯。
6500系 6500系
 6500系。
(新名古屋)
 6500系。こちらは更新車。前照灯と尾灯が分かれているy。
(新名古屋)
6500系  6500系。運転時は4灯点灯となりかなり明るい。
(新名古屋)
6800系
6800系 6800系
 2両編成の6000系の後継車として昭和62年にデビューした6800系。界磁添加励磁制御・回生ブレーキ付。
(新名古屋)
★ 新名古屋にて他に
 [普通|岩倉] [普通|佐屋] [普通|犬山] [急行|豊川稲荷] [急行|岐阜] [急行|新可児] [快急|吉良吉田]
 数が多いのであちこちで見た。6800系。
(犬山)
6800系 6800系
 対向列車車内より撮影。6800系。  2008年は名鉄でもポケモンスタンプラリーを実施していた。6800系。
(新名古屋)
6800系 6800系
 6800系。
(新名古屋)
 6800系。
(新名古屋)
6800系 6800系
 6800系。
(新名古屋)
 6800系6824。
(新名古屋)
上飯田線7000系
上飯田連絡線7000系  名古屋市営地下鉄上飯田線用7000系7102。設計速度120km/hで、VVVFインバータ制御。
(犬山)