京成3200形(2代)

 3200形は2024年7月に5年ぶりの新形式車として登場。3500形同様4両で1ユニットを組み、ユニットは2両ずつ分割可能。そして今回は先頭車と、2両目の中間車にも自動連結器を搭載して併結解放を簡単にしたことが大きな特徴として上げられる。4+4で例えば津田沼で成田方向と千葉方向に分割して運用することは車両側は可能だが、信号設備が対応していないため現段階ではないとのこと。
 2024年度は3205-3206+3201-3202+3203-3204が登場し、成田側運転席の3201が編成中間に入っている。何度かの試運転と2025/2/10, 13, 15に臨時で運転してから、2025/2/22の09運用でデビューした。
 最高速度は120km/hで、まだ高砂〜印西牧の原を走行実績がないが、アクセス特急運用も可能だと思われる。当面は6両なので、原則01〜49、B01〜B27運用に充当されると思われるが、そのうち4連で運用されるかもしれない。

 前面が左右対称の顔になったが、機器の増加で運転士直後の窓がなくなり、また客室側は左右非対称になっているが、連結時に通り抜けが可能な構造になっている。
 運転席上部には車内モニターが設置されており、非常通報で呼んだ号車内が見られるようになっていて、緊急対応の迅速化が期待出来る。
 また3100形の定速度制御は継続され、東洋製SiC-VVVFなどが搭載されている。
 車内にはプラズマクラスターが設置され、車内環境の向上も図られている。

 日中本線で3204F3204と、32056を撮影しました。
3204F
3204F3204 3204F3204
 3204F3204。日本車輌で製造され、2024/7/19に出場。
(みどり台)
※3201は4連運用にならない限り撮影出来ないです。
 3204F3204。インバータ音は3100形と同じようで、びっくり!急行灯点灯で格好良い!
(千葉寺)
3204F3204 3204F3204
 3294F3204。
(千葉中央)
 3204F3204。
(千葉中央)
3204F3204 3204F3204
 3204F3204。日中千葉線運用は全て滞泊があるため、滅多に日中は来ない。
(西登戸)
 3204F3204。レアな千葉線からの上野行きに入った。
(みどり台)
3208F3206
3208F3205 3208F3205
 3208F3205。2024年度に成田側の3205-3206だけ製造された。2025/2/10に運転された臨時。急行灯が格好良い。
(みどり台)
 3208F3205。3006Fと併走して入線。
(京成津田沼)
3208F3205 3208F3205
 3208F3205。
(京成八幡)
 3208F3205。
(京成千葉)
3208F3205 3208F3205
 3208F3205。日中千葉線運用は滞泊を伴うため、滅多に入らない。
(みどり台)
 3208F3205。京成臼井行きでやってきた。
(船橋競馬場)
3208F3205 3208F3205
 3208F3205。
(みどり台)
 3208F3205。
(みどり台)
3208F3205  3208F3205。
(みどり台)
3200形車内の様子
3200形乗務員室 3200形乗務員室
 乗務員室。運転士直後は窓がなくなり、左右非対称になった。  助士席。自動連結器が目立つ。
3200形乗務員室 3200形乗務員室
 運転室。3つのアナログメーターの脇にフルカラーのモニターがある。また上部にも液晶モニターがある。  京成伝統のメーター類配置と、近代的な設備の融合が図られている。
3200形乗務員室 3200形乗務員室
 助士席。  運転席。背面にワンマンツーマン切替レバーがある。
3200形乗務員室 3200形乗務員室
 運転席。背中後ろにもスイッチがある。  運転席。ワンマン運転用タブレット置き場がある。
3200形乗務員室 3200形側面表示
 貫通路から撮影。  側面は駅ナンバーも表示される。