上信電鉄

2018年1月4日 更新

 1897年に開業し、高崎〜下仁田を運行している。最高速度は90km/hである。

 電車としては150形、200形、250形、500形、700形、1000系、6000系が存在する。全車ワンマン運転に対応している。

 100形は元西武451系と601系を譲り受けたもので、5編成が入線した。現在は103編成のみが廃車にはなったが倉庫代わり?で残っている。

150形
 1994年〜1996年に西武鉄道から購入。第1編成は元401系、第2編成は元701系、第3編成は元801系である。第1編成は国鉄101系ライクな切妻3枚連続窓で、方向幕が正面上部左側に設置されている。

200形
 1964年に登場。制御電動車は200形と呼ばれ、1両でも運転可能である。制御車は300形と呼ばれる。自社発注。右側運転台が特徴である。カルダン駆動ながら自動空気ブレーキを装備。真ん中の乗降扉付近に車掌スイッチが設置されている。現在は204+304が富岡製糸場号として編成されて運転されており、205が予備車として残されており、時折204や251の代走で運転される。

250形
 1981年に6000系と同時に2両が製造された。単行運転またはデハ200形に増結する。右側運転台が特徴。真ん中の乗降扉付近に車掌スイッチが設置されている。251+303、252+1301というペアで運転することが多い。

500形
 2005年に西武鉄道から譲渡された新101系。ワンマン運転に対応し、バリアフリーに対応している。側面にLED式行き先表示器を設置している。交通バリアフリー法に基づいて車椅子スペースがあり、スタンションポールが設置された。

700形
 JR東日本を引退した107系を購入し、改造して2019年3月10日から運転を開始した。2連6本を購入しており、予想だが150形、200形、250形を置き換えるのでは?と思う。撮影はお早めに。

1000形
 1976年に3両1編成が新製投入された。右側運転台で、ワンハンドル式の運転台主幹制御器を採用。2002年に輸送力見直しで2両固定編成に組み直され、冷房を搭載して復帰。ワンマン運転に対応となった。オールロングシートである。1977年に鉄道友の会ローレル賞を受賞。上信電鉄初めての2両1ユニットとなり、加速度変更装置で加速度が2.0km/sと2.7km/sを切り替えできる。応荷重装置も搭載された。メロディホーンや鉄道唱歌の車内チャイムを搭載。なお輸送力見直しで捻出された1両は1301に改造され、252号車のペアとなっている。

6000形
 1981年に2両編成1本が新製された。最初から冷房を搭載しており、右側運転台で、ワンハンドル式の運転台主幹制御器を採用。加速度変更装置で加速度が2.0km/sと2.5km/sを切り替えできる。応荷重装置も搭載された。メロディホーンや鉄道唱歌の車内チャイムを搭載。クロスシートだったが、後にロングシートに改造された。

7000形
 2013年に2両編成1本が新製された。富岡製糸場が世界遺産に登録されることを控え、行政側の支援もあって増備された。クロスシートで製造され、沿線にある高校の生徒から募った案で塗装が決定された。上信電鉄初のVVVFインバータ、ボルスタレス台車、シングルアームパンタを採用した。自社車両でありながら、左側運転台となり、左手型ワンハンドルマスコンが採用された。

 電気機関車としてはデキ1形、ED316の2両が存在する。
デキ1形
 1924年にドイツより購入。3両存在したが、デキ2は廃車で富岡市もみじ平公園に保存。デキ1とデキ3が在籍するが、工事列車、臨時のイベント列車で走ることがある。

◆ED16
 1923年に製造。当初伊那松島機関区に配置されてきたが、その後6号機が上信電鉄にやってきた。車籍はある。原形は失っている。

 貨車としては、テムとホキ800がある。
・テム
 酸化カルシウムを運ぶのに使われた。現在は営業運転していない。

・ホキ800
 バラスト散布用のホッパ車。

 今後、本格的な撮影を予定している。
 なお沿線風景、運転台などもこちらに掲載しています。
100形
103
100形103 100形103
 100形クハ103。既に廃車。物置として使われている。
(高崎)
 100形クモハ103。8年ぶりに出会ったが、塗装変更されていた。少し状態が良いかも?
(高崎、車内より)
104
100形104  元西武451系のクモハ100形104。2008年。状態が酷かった。
(高崎)
150形
151 152
150形151 150形152
 150形151。元西武401系。国鉄101系のような前面スタイルである。
(下仁田)
 150形152。私が下仁田へ向かう時はまだ車庫で待機していた。
(高崎)
★ 下仁田にて。こちら
154 155
150形154 150形155
 左が150形154。元西武701系。スタイルが違うが性能が同一ということで150形の続番となった。群馬サファリパーク号。
(南蛇井)
★ 高崎にて。こちら
 150形155。元西武801系。下仁田ジオパーク号。
(高崎)
200形
203 205
200形203 200形205
 200形203。片運転台。既に引退し、高崎駅の待合室として利用されている。ワンマン運転前の名残の「高崎」の方向幕が表示されている。
(高崎)
★ 駅側から。こちら
 200形205。左から2番目。1両で運転可能な両運転台車で、正面に向かって右側に運転台がある。非冷房車。現在では検査車両の代用及び機関車として使用。
(高崎)
304
デキ3  200形304。204+304が富岡製糸場号として運転されている。一番右側の編成。
(高崎)
250形
251 303
250形251 250形303
 250形251。両運転台のため単行運転可能。この日は303とペアを組んでいた。
(高崎)
★ 下仁田にて。こちら
 250形303。こちらは片運転台。クハ。右側運転台。
(下仁田)
★ 高崎にて。こちら
500形
501 502
500形501 500形502
 500形501。元西武新101系。ぐんまちゃん号。
(千平〜下仁田)
 500形502。
(南高崎〜佐野のわたし)
503 504
500形503 500形504
 500形503。マンナンライフ号。
(下仁田)
★ 旧塗装時代。写真の右側が503。高崎にて。こちら
 500形504。マンナンライフ号。
(下仁田)
700形
107系
 2017年にJR東日本から107系2連6編成が譲渡された。改造後投入される。
(高崎、車内より)
 
1000形
1201 1301
1000形1201 250形1301
 右が1000形1201。運転席は左側にある。
(高崎)
 1000形1301。こちらは片運転台。クハ。右側運転台。「絵手紙号」。252とペアを組んでいた。1000形2連化に伴い、増結用として改造された。
(上州一ノ宮)
6000形 7000形
6000形6001 7000形7501
 6000形6001。右側運転台。ワンハンドルマスコン。日野自動車の広告塗装。珍しく1両で放置してあった。検査中か?
(高崎)
 7000形7501。VVVF制御。右側運転台。ドア間はクロスシート。
(高崎)
デキ1形電気機関車
デキ3 7000形7501
 デキ3。後ろがデキ1。冨岡製糸場号304と並ぶ。
(高崎)
 デキ3。後ろがデキ1。
(高崎)
風景
作業用車? 鉄橋
 作業用車。  馬庭付近。
鉄橋 鉄橋
 佐野のわたし付近。  佐野のわたしと南高崎の間では、新幹線の高架を使って?入換する。
高崎 上州福島
 貨物輸送は廃止されているが、貨車が数両残されている。
(高崎、高崎線車内より)
 上州福島にて。ここにも貨車が置いてあった。
下仁田 下仁田
 下仁田にて。山が手前まで迫っている印象である。左は7レで到着した列車で、パン下げで留置されていた。  右側が出口線用改札。そちら側から見た下仁田駅。
下仁田 下仁田
 下仁田駅構内で物置として使用されている貨車。  夜走るのかな?作業用車。
下仁田 冨岡しるく
 駅正面から。タクシープールが2台分あった。左斜め前にバス停があったが、1時間の滞在でバスは見かけなかった。レンタサイクルかレンタカーがあるといいのだが。  鉄道娘シリーズ。冨岡しるく。
(高崎)
250形303 150形152
 250形251の運転台。右側運転台が特徴。ドア取扱装置が目立つ。  150形152の運転台。マスコンがいい雰囲気を醸し出している。