伊豆箱根鉄道駿豆線

2019年1月6日 更新

 伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線は、三島駅と修善寺駅を結んでいて、13駅が営業している。
 1時間に3-5本の列車が運転されている。全て全線を走破する。車庫は大場駅付近にある。
 最高速度は85km/hである。ワンマン運転を実施している。

1300系
 西武鉄道より新101系を譲り受け、2008年より運転を開始した。3連2本が在籍する。編成はクモハ1300+モハ1400+クハ2200から構成される。共に西武では1979年製。スカートが設置され、転落防止幌が外されたのが外観上の特徴で、見てすぐ西武車とわかる(笑)。右手ハンドルの湾ハンドル運転台となり、見た感じ京急2000形みたいである。それ以外はあまり大きな改造はないようで、ワンマン運転対応改造程度だろうか。オールロングシート。現在では方向幕がLEDに交換されているが、1/60でないと切れてしまうため厳しい。
 クモハ1301(284)+モハ1401(235)+クハ2201(1235)
  ※2016/12よりイエローパダイストレイン」に塗装変更。
 クモハ1302(292)+モハ1402(237)+クハ2202(1237)

3000形
 1979年から1997年に3連6本が製造された。ガルダン駆動方式で、冷房装置が最初から搭載された。右手ハンドルの湾ハンドル運転台となり、見た感じ京急2000形みたいである。
 一次形(1〜4次車)と二次形(5・6次車)がある。一次形は鋼製車。二次形は軽量ステンレス車で、側窓も1段下降窓に変更された。
 1次車は方向幕が前面中央部にある。1979年から1982年まで毎年1編成ずつ製造された。モハ3002のみ転換クロスシートに改造された。
 5次車は前面が西武新101系を思い浮かべるようなデザインに変更され、方向幕は運転士上部に設置されている。軽量ステンレス製となった。
 6次車は下枠交差式パンタグラフへの変更、ワイパーの電動化、前面表示器のLED化、スカートの設置が行われた。
 クモハ3001+モハ3002+クハ3501(1979年)
 クモハ3003+モハ3004+クハ3502(1980年)
 クモハ3005+モハ3006+クハ3503(1981年)
 クモハ3007+モハ3008+クハ3504(1982年)
 クモハ3009+モハ3010+クハ3505(1987年)
 クモハ3011+モハ3012+クハ3506(1997年)

7000形
 旧型非冷房車両との交代と、快速の増発及びJR東海道線直通計画が出て、そのために新製された。
 3連2本が在籍する
 クモハ7101+モハ7301+クハ7501(1991年3月登場)
 クモハ7102+モハ7302+クハ7502(1992年3月登場)
 軽量ステンレスが採用され、側面方向幕も採用された。JR直通が考慮されたため、運転台はツインレバー方式となった。車内はオールクロスシートとなり、指定席設定列車に対応させた。
 しかしラッシュ時の混雑で乗客から苦情が出ており、快速運転と指定席が廃止され、JR乗り入れも進展がなくほぼ凍結となり、その後は再度3000形が増備されている。当初あった列番表示器は撤去された。現在は車種関係なく共通運用となっている。

●ED31系
 電気機関車。西武鉄道より譲渡。大場の電車工場内での入換、夜間工事、甲種輸送に使用される。

JR185系
 JR185系もC編成(5連)が修善寺まで乗り入れる。現在C1〜C6が使われている。2016/8現在、最後の田町色になったC3編成が大人気である。

 記事を修正しました。
修善寺まきの イメージキャラ
 伊豆箱根鉄道の鉄道むすめは「修善寺まきの」  大場駅で別の鉄子キャラを発見。
詳細不明・・・・
1300系
2201F
駿豆線1300系1301 駿豆線1300系2201
 2201Fクモハ1301。(未撮影)  2201Fクハ2201。(未撮影)
2202F
駿豆線1300系1302 駿豆線1300系2202
 モロ西武新101系ですが(笑)。2202Fクモハ1302。ワンマン表示で、方向幕はLED化されてしまった。1/100で撮影したけど切れた。
(三島)
★ クモハ3011と並んだ2202Fクモハ1302。三島にて。こちら
★ 三島田町にて。100周年ラッピング。こちら
 クハ3506と並んだ2202Fクハ2202。
(三島)
3000系
3501F
駿豆線3000系3003 駿豆線3000系3501
 3000系1次車3501Fクモハ3001。軌道線色。謹賀新年HM付。
(大場)
★ 三島にて。こちら
 3501Fクハ3501。軌道線色。謹賀新年HM付。
(三島)
3502F
駿豆線3000系3003 駿豆線3000系3502
 3000系2次車3502Fクモハ3003。何となくだが、古い西武車を想像させる。
(三島)
 修善寺側はクハ3500が連結されている。3502F3502。
(三島) 
★ 三島にて。刀剣乱舞コラボ電車ヨコハマタイヤラッピング。こちら
3503F
駿豆線3000系3005 駿豆線3000系3503
 3000系3次車3503Fクモハ3005。ドア部にワンダモーニングショット。
(大場)
 3503Fクハ3501。ドア部にワンダモーニングショット。
(大場)
3504F
駿豆線3000系3504
 3000系4次車3504Fクモハ3007。(未撮影)  3504Fクハ3504。
(大場車庫)
3505F
駿豆線3000系3505
 3000系5次車3505F3505。軽量ステンレス車体になっており、方向幕の位置にも注目。(未撮影)  3505F3505。2019/1現在コカ・コーララッピング。
(三島)
3506F
駿豆線3000系3011 駿豆線3000系3506
 3000系6次車3506F3011。5次車の車体で、方向幕がLEDになった。右は2202F1302。
(三島)
 修善寺側。3506F3506。左は7501F7501。右の方が新車なんだよなぁ・・・・
(三島)
★ クハ2202と並ぶ3506Fクハ3506。三島にて。こちら
★ 2019/1現在、Happy Happy Trainラッピングとなっている。大場車庫にて。こちら
7000系
7501F
駿豆線7000系7101 駿豆線7000系7501
 7000系7501Fクモハ7101。「三島」幕に注目。
(三島)
 修善寺側はクハ7500が連結されている。7501Fクハ7501。
(三島)
7502F
駿豆線7000系7102
 7000系7502Fクモハ7103。Over the Rainbow紺色帯・前面金色となっている。
(大場)
 7502Fクハ7502。(未撮影)
駿豆線7000系7501 駿豆線7000系7501
 7000系車内。かつての指定席制や快速運転の面影を偲ばせる。  7000系の運転台。JRに合わせた仕様になっているのだが・・・・何となく京急2000形を想像させる運転台。
ED33
ED33 ED33
  ED33.元西武鉄道E33号を1927年に譲授したもの。1972年6月に駿豆線の貨物牽引機となった。.  大雄山線の車両の入出場でも使用される。いずれ走行写真を撮ってみたい。
トム
トム トム
 車番をしっかりチェックしなかったが、チキのようなトムという貨車が側線に置いてあった。  ED33が引く姿を撮ってみたいが・・・・
大場車庫
大場車庫 大場車庫
 大場駅から見た大場車庫への線路。左側に伊豆箱根鉄道の事務所がある。  スイッチャーかと思ったらトラックだった(笑)。その右脇にはホキがいる。ED33が引く姿を撮ってみたいものだ。
大場車庫 大場車庫
 本線から90度ぐらいカーブしている。実際に行くと高いフェンスと樹木でなかなか中を見通せる場所はない。  ED33の脇にも電車がいたが、車番等は確認できなかった。
JR185系
185系C3編成 185系C3編成
 渡り線を通過してJR三島駅に入ります。撮影直前にヘッドライトが点灯されました。
(三島)
 伊豆箱根鉄道3000系とツーショット。
(三島)
185系C1編成 185系C3編成
 C1編成が3001Fの脇を通って先に修善寺医へ向かった。
(三島)
 修善寺に向かうC1編成。
(三島)