かわら版2005

2005年8月15日更新

 2004年のかわら版はこちらです。

【2005/8/15】
 5ヶ月ぶりです(苦笑)
 ここを書く気力もヒマもない程、パソコン関係でやる気を失っていました。
 Pentium4 Northwood 3GHzの発熱に辟易しているので後継者を捜しているのですが、例えばPentiumDが発売されましたのでいろいろと調べてみました。しかしそのTDPの大きさに呆然とし、アーキテクチャーを見て「ダメじゃん!」と・・・・で、Athlon64X2。これは今までのAthlonの欠点をほぼ克服し、DualCoreとしても良い出来だと思いますが、お値段が高いのと、チップセットが・・・・という点で即導入する気にはなれません。nForceを採用と言ってもうちはRADEONしかないし(爆)、VGA買い換える金はないし、ゲームは激しいものはやらないからSLI不要だし。でもSLI対応製品じゃないと機能も少なく抑えられるし・・・・VIAはVT8251が出てこないのでちょっと・・・・ということで、この夏はNorthwood 3GHzは熱いまま3年目を超えそうです(爆)。
 下で書いたPentium4 650の方が熱が少なく、先日初めてPerfect Diskを操作したらCPUが65℃を超えてファンが最高速で回ったけれども特にうるさくもなく、いい感じで動作している。

 来年PentiumDはTDPが95Wに下がって、新アーキテクチャーの採用も予定されているので、その頃になったらまた考えよう。まぁその前にAthlon64X2系で何か動きがあれば、また調べてみようと思う。
【2005/3/8】

 ずっと新製品導入意欲をなくしていた状態が続いていたが、導入せざるを得ない状況になってしまった。

 1号機のマザーボードが、点検中の作業ミスが原因だったようで、S-ATAコネクタがマザーボードからすっぽり抜けてしまった挙げ句に、2度とBIOSすら出なくなってしまったのである。
 S-ATAコネクタを元に戻す方法がわからず、修理に出すより新しいものを買った方が安いと聞き、ついにLGA775導入を決意した。

 PentiumMは新製品登場(マザーがAOpenに限られるため)まで1ヶ月近くあること、Athlon64も検討したがCanopus製品との相性があること、そして何とも言えないのは、Pentium4 6xxシリーズが出た直後であったこと、周波数が変化するというのにつられて、いずれ2号機への転用を考えてPentium4 650を購入した。

 さて、いろいろな雑誌・記事では、Pentium4 6x0シリーズについて、このように書かれている。
・EM64T対応
・Hyper-Threading有効
・SSE3対応
・EIST対応
・NX対応

 その中で、早速EISTについて調査してみた。
 雑誌ではこのように出ている。
<周波数>
 630J・640J 2.8GHzと最高周波数
 650J・660J 2.8GHz、3.2GHzと最高周波数
 しかし、当方の650Jは、CPU-Zというソフトで確認する限り2段階にしか変化しない。
 Intel Hardware Monitorでは電圧は3段階認識するが、周波数は変化しない。
 早くこの手の正式対応ツールやバージョンが出てくることを祈る。
<電圧>
 1.26Vと1.4Vの間で推移する。Intel Hardware Monitor上では1.3Vも見ることが出来る。
<設定>
 対応BIOSを使用し、WindowsXP SP2をインストールして、[コントロールパネル]→[電源の管理]→[ポータブル/ラップトップ]に設定するだけ。

 今のところ、38〜50℃前後でCPU温度は推移している。なおケースファンが非常に重要で、これの回転数を変化させただけでケース内の温度が10℃は変わる。温度管理が非常に重要である。

 さて、今後PentiumD(Smithfield)が登場するようだが、ダイサイズがもっと大きくなって、CPU2個がすっぽり収まる形になるが、熱関係はもっとシビアになっていくと思う。しかし、今回の6x0Jシリーズを見ていると、EISTの効果でかなりの確率で2.8GHzで動作するようだし、電圧も1.26Vまで上がる。またどういう関係になっているかわからないが、C1Eステートが効いているとのこと。IntelのSpecシートではサーマルモニター2は660Jのみ搭載とのことだが、こちらも今までのようにクロックが1/3に落ちるのではなくて2.8GHzに落ちるので、性能低下は防げるとのこと。やっとIntelも省電力に対して本気になってきたが、2GHzぐらいまで下がって欲しかった。

 さて、第2四半期には新しいチップセット945/955Xが登場する。945GではADD2+カードに対応し、様々な画像に関する技術の可能性が開かれている。またnVidiaのSLIを実現させる機能も搭載される予定である。S-ATA IIにも対応し、転送速度の向上も期待される。いずれ650Jをこちらの955Xチップセット対応マザーボードで使用したいと考えている。