旧千葉貨物ターミナル駅跡地を訪ねる

2011年1月9日 更新

 1975年に蘇我〜千葉貨物ターミナル間の京葉線が、単線高架非電化で開業した。
 同時に京葉臨海鉄道食品北線、食品南線も開業し、コンテナホームが存在した。東京貨物ターミナルと直通列車を設定する予定があったため、稲毛海岸側からも入れるように準備工事がしてあったが、それは幻に終わった。1987年よりJR貨物が管理していたが、1994年食品線が廃止、1996年に貨物列車の設定がなくなり、2000年に廃止となった。
 その後跡地は駐車場になり、10年強以下にご紹介する施設が残っていた。記録としてご紹介したい。取材日は砂利を敷く作業が行われていたが、作業員の許可を得て撮影した。
 残念ながら、取材直後の2011年1月末にこの場所に重機が入り、今はセレモニーホールになってしまった。
照明灯 職員詰所
 駅構内を照らす証明と時計。時計は某社の宣伝に近い10:05で止まっていた。勿論夜間点灯はしない。  作業員の詰め所。残念ながら落書きされていた。
配電盤? 施設の検査標記
 何かわからないが、ヒューズが入っていた。  検査標記。98年6月で終わっている。
誘導灯 枕木
 場内の進路を指示する誘導灯。  枕木が残っていて、かつての線路がどこに敷かれていたかわかる。これは京葉線から入ってくる線路であった。
スピーカー 分岐点付近
 作業員に指示を出すスピーカー。奥に見えるのは京葉線。  ここで分岐して、駅構内へ入って行った。
誘導灯 分岐ポイント
 場内の進路を指示する誘導灯。  ポイントは完全にさび付いていた。
スピーカー 線路は続くよ・・・・
 作業員に指示を出すスピーカー。  奥に見える建物の右脇あたりに駅があった。
線路は続くよ・・・・ コンテナ倉庫にある信号
 食品南線への線路。この先に見える京葉線の脇には現在コンテナによる倉庫があるが、その辺りにも信号機が立っていたりする。 Coming soon!!