2017年12月24日 松本遠征

2017年12月24日 更新

 2017年12月24日に、長野県の松本まで出かけました。20年ぶりの再訪となりました。

 往路では中央線E351系に乗車し、復路はE353系に甲府から乗車しました。岡谷〜塩尻の新線は初乗車となりました。
 E353系に乗ることによって技術の進歩を感じましたが、189系より先にE351系が引退しそうで驚きです。
 E351系は車内が蛍光灯使用で暗めで、高速域からフルブレーキをかけた時の左右の揺れが気になりました。トイレは狭いです。シートは特にチープ感はなく、脇から取り出して使用するテーブルが189系みたいでした。
 E353系はE351系よりカーブの揺れは少ないように感じましたが、ポイント通過時の揺れは大きかったです。車内は間接LED照明ですが明るく、トイレはバリアフリー対応で広くて明るく綺麗でした。1席1席に設けられたコンセント、個別空調なども秀逸でした。
 211系、E257系0番台、E351系、E353系は中央線のページにて紹介させていただいております。

 松本では松本アルピコ交通(松本電鉄)に初乗車。新村まで乗車し、4編成中3編成を撮影。新村の車庫も撮影しました。

 帰りは松本車両センターなどを撮影し、211系で小淵沢へ。小海線のキハ110形を3編成撮影しました。

 その後甲府へ移動。EF64や身延線を撮影しました。
 撮影後、E353系に乗車して新宿へ戻りました。E353系はデビュー直後で、どこの駅でも一般のお客様も含めて大勢の方が撮影されていました。

【1】313系
 1998年に登場。103系、113系、115系、117系、119系、165系を置き換えるために投入された。身延線を基準に車体を設計したため、JR東海の全ての電化路線で運用が可能である。設計最高速度は130km/hであり、素晴らしい加速感である。床下の吸音材が秀逸で、静粛性も抜群である。373系と運転台が統一されており、211系と併結する時は211系の性能に合わせて運転することができる。一応全形式説明するが、今回撮影できたのは1300番台B500番台編成2本、3100番台V編成2本、3000番台R編成2本の6本であった。、
●0番台(4連)
 Mc1-313+T-313+M1-313+Tc'1-312の2M2T編成。Y1〜Y15の15編成が大垣車両区に在籍し、転換クロスシートで浜松〜米原で運用されている。
●300番台(2連)
 Mc1-313+Tc'1-312の1M1T編成。Y31〜Y46の16編成が大垣車両区に在籍し、転換クロスシートで浜松〜米原で運用されている。
●1000番台(4連)
 Mc1-313+T-313+M1-313+Tc'1-312の2M2T編成。B1〜B3の3編成が神領車両区に在籍し、転換クロスシートで亀山〜名古屋〜中津川で運用されている。
●1100番台
 大垣車両区にはMc1-313+T-313+M1-313+Tc'1-312の2M2T編成の4連がある。J1〜J10、B6(神領より転属)の11編成が在籍し、転換クロスシートで浜松〜米原で運用されている。
 神領車両区にはMc1-313+T-313+M1-313+Tc'1-312の2M2T編成の4連がある。B4〜B5の2編成が在籍し、転換クロスシートで亀山〜名古屋〜中津川で運用されている。
1300番台(2連)
 Mc-313+Tc'-312の1M1T編成。B401〜B408、B501〜B524の32編成が神領車両区に在籍し、転換クロスシートで亀山〜名古屋〜松本で運用されている。
●1500番台(4連)
 Mc1-313+M2-313+Tc'1-312の2M1T編成。B101〜B103の3編成が神領車両区に在籍し、転換クロスシートで亀山〜名古屋〜中津川で運用されている。
●1600番台(3連)
 Mc1-313+M2-313+Tc'2-312の2M1T編成。B104〜B107の4編成が神領車両区に在籍し、転換クロスシートで亀山〜名古屋〜中津川で運用されている。
●1700番台(3連)
 Mc1-313+M2-313+Tc'2-312の2M1T編成。B151〜B153の4編成が神領車両区に在籍し、転換クロスシート、寒冷地仕様、発電ブレーキ装備で、豊橋〜上諏訪で運用されている。
●2300番台(2連)
 Mc3-313+Tc2-312の1M1T編成。W3〜W9の7編成が在籍し、運用されている。ロングシートである。行き先・種別表示にフルカラーLEDが採用され、前照灯にHID、白色LEDが採用されている。
●2350番台(2連)
 Mc3-313+Tc2-312の1M1T編成。W1, W2の2編成が在籍し、運用されている。Mc3-313は霜取りパンタを備えるのでダブルパンタである。発電ブレーキを装備し、ロングシートである。行き先・種別表示にフルカラーLEDが採用され、前照灯にHID、白色LEDが採用されている。
●2500番台(3連)
 Mc1-313+M2-313+Tc2-312の2M1T編成。T1〜T17の17編成が在籍し、運用されている。
 オールロングシートで熱海〜豊橋と、御殿場〜沼津で運用されている。
●2600番台(3連)
 Mc1-313+M2-313+Tc2-312の2M1T編成。N1〜N10の10編成が在籍し、運用されている。
 2500番台に発電ブレーキを追加し、オールロングシートで、熱海〜豊橋以外に御殿場線全線、身延線で運用されている。
●3000番台
 大垣車両区にはMc3-313+Tc2-312の1M1T編成の2連がある。R101〜R116の16編成が在籍し、セミクロスシート、ワンマン運転対応、クモハはダブルパンタ、除雪器付きである。豊橋〜辰野で運用されている。
3100番台(2連)
 Mc3-313+Tc2-312の1M1T編成。V1〜V12の12編成が静岡車両区に在籍し、甲府〜富士、国府津〜沼津で運用されている。Mc3-313はダブルパンタである。固定クロスシート(一部ロングシート)で、ワンマン運転に対応している。
●3150番台(2連)
 Mc3-313+Tc2-312の1M1T編成。V13, V14の2編成が静岡車両区に在籍し、甲府〜富士、国府津〜沼津で運用されている。Mc3-313はダブルパンタである。発電ブレーキを装備し、セミクロスシートで、ワンマン運転に対応している。トイレのバリアフリー化が進展して対面座席が廃止され、行き先・種別表示にフルカラーLEDが採用され、前照灯にHID、白色LEDが採用されている。
●5000番台(6連)
 Mc4-313+Te-313+M3-313+T2-313+M5-313+Tc'2-312の3M3T編成。Y101〜Y117の17編成が大垣車両区に所属する。転換クロスシート、セミアクティブダンパー装備。浜松〜米原で運用されている。
●5300番台(2連)
 Mc1-313+Tc'1-312の1M1Tの2連。転換クロスシート、セミアクティブダンパー装備、BT、SIV搭載。Z1〜Z5の5編成があり、浜松〜米原で運用されている。
●8500番台(3連)
 Mc1-313+M2-313+Tc'2-312の3連。転換クロスシート特別仕様。B201〜B206の6編成があり、中津川〜名古屋で運用されている。

【2】383系
 日本初の振り子式電車の2世代目。最高速度130km/h+曲線通過+35km/hの性能を有する。1994年に登場。神領電車区に76両が在籍し、名古屋〜長野の「しなの」とホームライナー中津川・多治見・瑞浪に使用される。かつては大阪まで直通していたが、2017/3ダイヤ改正で乗り入れは廃止された。
 6連がA0編成で、非貫通展望型クロ383を長野寄りに連結。4連がA100編成で貫通型クロ383-100を長野型に連結。2連はA200編成で、これはクロは連結せず貫通型クハ383を連結する。名古屋寄りは全車貫通型クモハ383である。

313系
静岡車両区313系B516編成 静岡車両区313系B523編成
 神領車両区313系B516編成。
(松本)
★ 松本にて。こちら
 神領車両区313系B523編成。
(松本)
大垣車両区313系R104編成 大垣車両区313系R110編成
 大垣車両区313系R104編成。
(上諏訪)
 大垣車両区313系R110編成。
(岡谷)
静岡車両区313系V10編成 静岡車両区313系V13編成
 静岡車両区313系V10編成。
(甲府)
★ 甲府にて。こちら
★ 方向幕。こちら
 静岡車両区313系V13編成。表示がLEDで目立つ。
(甲府)
383系
神領車両区383系A2編成 神領車両区383系A8編成
 神領車両区383系A2編成。これから遠路名古屋へ向かう。
(松本)
★ 貫通型先頭車先頭のA2編成。松本にて。こちら
 神領車両区383系A8編成。名古屋駅に続いて2度目のご対面となった。
(松本)
神領車両区383系A205編成  神領車両区383系A205編成。2連。増結用に運用される。
(松本)