小海線
2017年12月24日 更新
山梨県の小淵沢駅から長野県小諸駅までの78.9kmを結ぶ。八ヶ岳高原線の愛称が付けられている。野辺山高原から千曲川の上流に沿って佐久盆地までを走る。清里〜野辺山では標高1,345mのJR線最高地点があり、野辺山駅は標高1,345mのJR線最高駅である。山梨県内で唯一の非電化路線である。小淵沢、清里、野辺山の3駅がICカードが利用できる。 列車は全て普通列車で、小諸側では朝ラッシュは20分間隔で運転されている。 今回は小海側での撮影になったが、次回は全線乗車と小諸側で撮影したい。 車両は以下の2種類が運転されている。 ●キハ110形 最高速度100km/h。ボルスタレス台車を装備し、連続定格出力420PS/2000rpm、排気量が13.3または14.0リットルの機関を使用する。トルクコンバータを1組内装するDW14A-Bという液体変速機を使用する。25‰の上り勾配で乗車率100%で60km/h以上の均衡速度である。冷暖房を搭載し、半自動扱い可能なドアを装備している。キハE120形、キハE130形0番台とは混結が可能である。 2連がキハ111-112のペアで109, 110, 111の3編成、1両がキハ110-108〜121の13両、HighRail1375としてキハ103-701+キハ112-701がある。 ●キハE200形 最高速度100km/h。ハイブリッド式である。ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、かご形三相誘導電動機を使用して車輪を動かす。発車時は蓄電池充電電力を使用し、加速時はディーゼルエンジンが動作して発電機を駆動し、電動機を回転させている。減速時には電動機を発電機として理容師、蓄電池に充電する。内装も改善されている。バリアフリー対策が施されている。キハE200-1〜3の3両が配置されている。 |