東京湾横断道(アクアライン)

2000年7月30日 更新


祝! 東京湾横断道(アクアライン)開通 1997年12月18日15:00

木更津側マル秘スポットから撮影したアクアライン

 今世紀最後の大プロジェクトと呼ばれる東京湾横断道路(アクアライン)が12月18日15:00に開通した。開通前には 3km の渋滞になる程の車が集結したようで、今現在も写真左奥の海ぼたるには多数の車が詰めかけ、川崎側入り口は渋滞で閉鎖されることもしばしば。しかし海ぼたるにはレストランとゲームセンターしかないため、かなり行ってがっかりした人も多いようだ。お勧めは北風の強い日の午前10時位までと、夕刻。富士山や筑波山を見られる可能性が高いし、沿岸沿いの建物や船、羽田に着陸する飛行機などをじっくり見ることが出来るだろう。
 1日の通行量予測 25,000 台にまだ1日も達していない現状で、40年間で建設資金を全額果たして返済出来るのだろうか。また川崎側からの車で海ぼたるで折り返している車も多い今、千葉県側がこれからどのように神奈川側の人々を吸引するかが問題だろう。

 最近東関東自動車道上り宮野木ジャンクション付近に、羽田中央まで都内経由・アクアライン経由で何分という表示が出るようになった。通常は都内の方が所要時間は10分短いが、朝夕ラッシュ時と土・日の午後などはアクアライン経由の方が所要時間が短いようだ。ただ10分ぐらい短くなっていても、そのために4000円払って行く人がどれだけいるのだろうか? また京葉道路下りを走っていると、貝塚(千葉市内)インターの辺りでも渋滞情報板に「有明−空港中央 渋滞 10km」と出ていることが度々ある。これは勿論アクアライン経由の情報だが、どれだけの人に関係あるのだろうか? 不思議に思っている。関係ない話だが、京葉道路上りと東関東自動車道上りの宮野木ジャンクション付近に出来た都内渋滞表示地図掲示板は、道路の混み具合と所要時間が一目でわかって大変便利である。

 で、1998年4月19日にようやく現地を訪ねることが出来ました。
 以下にその時撮った写真を掲載します。
 なお1999年4月24日に再度訪れましたので、その写真も追加してあります。(使い捨てカメラだったため画像が粗い点をお許しください。)
地球儀のモチーフ どっちがどこ?
 地球儀のモチーフ。皆が記念写真を撮っていた。  おなじみどっちがどこ?ってヤツ。
木更津側を望む デッキ
 木更津側を望む。モヤが出ていた。  両側がこのようなデッキになっている。
イルカのモチーフ 謎のモチーフ
 モチーフその2。やはり記念写真撮影場所。  謎のモチーフ。誰も写真を撮っていなかった。
川崎側を望む トンネル掘削機のカットモデル
 川崎側を望む。すっきり晴れていれば・・・・  トンネル掘削機のカットモデル。
正面から見た海ぼたる アクアトンネル入り口
 海ぼたるを正面から撮影。  アクアトンネル入り口。ずっとまっすぐだよ!
アクアラインから見た富士山 アクアラインから見た筑波山
 富士山を背景に羽田空港に着陸態勢に入る飛行機
を撮影。(99年4月24日)
 何となく山並みが見えませんか? これが筑波山ら
しいです。この日は非常に風が強かった。
かめのモチーフ
 おまけ1:かめのモチーフ。みんなが乗っかって遊んでいた。
犬のモチーフ
 おまけ2:犬、忠犬に見えるのは気のせい?

 さて、アクアラインが開通して1年が経過したが、当初予測の半分にも満たない交通量のため関係各位は頭を痛めているようである。沼田武県知事の要請で \4,000 という通行料金でスタートしたが、これでも高すぎるという声があちこちから上がっている。数年経てば \5,000 に値上がりする予定であり、このままでは何の効果もなかったということになる。高速バスは大盛況で、路線数も増えつつあり、アクアラインを利用する全路線で黒字が見込まれているようだが、地元企業では殆ど利用していないようだ。\3,000 に値下げを!と要望する動きも出てきており、今後が注目されるところである。経済効果も殆ど上がっていないと聞く。

【2000/07/30】 さて、アクアラインが開通して2年半が経過したが、20日に通行料金が \3,000 に値下げされた。陸上経由で木更津から川崎まで \2,500 程度かかるので、これで多少はアクアラインを使おうかな!という気分になったと思う。20日は昨年度より 5000 台多くの車が通過したらしい。
東京湾アクアラインの公式HP
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