Windows10自動アップデートが勝手に始まり、途中でキャンセルすると多くの場合日本語入力ができなくなるようです。
原因は、タスクスケジューラライブラリー
Microsoft→Windows→TextServicesFrameworkにあるMsCftMonitorの破損です。
方法は調べてみたら、いくつかあるようです。
無保証ですが、当方が試したことを書いてみます。
【1】正常にWindows7が動作しているパソコンのタスクスケジューラライブラリーの "MsCftMonitor" をエクスポートし、それを壊れているパソコンのタスクスケジューラライブラリーにインポートする。
これでもうまくいかない場合は、次を試します。
【2】タスクスケジューラライブラリーのコピー
(1)C:\Windows\System32\Task フォルダの内容をバックアップする。
(2)正常にWindows7が動作しているパソコンから、(1)のフォルダの内容をコピーする。
(3)壊れたパソコンの(1)のフォルダの内容を削除する。
(4)壊れたパソコンの(1)のフォルダに、(2)の内容をコピーする。
(5)再起動する。
これでもうまくいかない場合は、以下を試します。
【3】"Repair Tasks"の活用
(1)ダウンロードする。
https://repairtasks.codeplex.com/
(2)解凍して起動する。
(3)"Backup"をクリックして、まず現在のタスクの内容をバックアップする。
(4)"Scan"をクリックして破損しているタスクを表示させる。
(5)多分2桁以上の破損が表示されるが、"Repair"をクリックして修復する。
(6)運が良ければ全部修復される。多分問題の "MsCftMonitor" は修復される。
これでもいくつかのエラーが残ることがあります。
特に「タスクイメージが破損しているか、または変更されています。(HRESULTからの例外:0x80041321)」が出てくると、80回ぐらいOKをクリックする羽目になることもあります。
そういう場合は、下へ続きます。
【4】壊れているタスクの修復
(1)"Repair Tasks"で表示される、壊れているタスクをメモする。
(2)C:\Windows\System32^Task の内容をデスクトップにフォルダを作って「移動」させる。
(3)この状態でタスクスケジューラライブラリーを起動し、エラーが出ないことを確認する。
(4)10個ぐらいずつタスクを戻し、タスクスケジューラライブラリーを起動し、エラーが出ないことを確認する。
(5)エラーが出たら、再度移動して1つずつ戻し、エラーが出るタスクを特定する。
(6)特定できたら、ネットで調べて、削除して良いものなら削除する。重要そうなタスクなら、ネットで調べて修復する。タスクとレジストリをバックアップし、レジストリ項目を削除してタスクの再作成とかやるみたいです。
面倒臭い!という人は、Windows7の再インストールしかないようです・・・・
当方で2台のパソコンで修復を試みました。
私の2号機は【4】で全部修復できました。
うちの奥さんのノートPCは【4】(5)の時点でまだエラーが30個ぐらい出ますが、日本語入力は直りました。彼女はタスクを起動することはないようなので、30個調べるのは面倒だし、まぁいっかぁ!で(苦笑)。