●ロッテ2-6オリックス
敗：横山（2勝2敗6H1S）
ロッテは２点を先制し、久しぶりに勝つかな？と思いきや、７回に登板した横山が誤算。交代した岩下もボコにされて試合をひっくり返され、大差で敗戦。この瞬間オリックスの３連覇が決定。終戦である。10ゲーム以上差をつけられたら、CSをやる意味はないと思いますね。
さて、終戦なので、ロッテの課題を書いてみたい。
①毎年７月に失速する。体力が足らない。今オフは選手任せにせず、首脳陣管理の下体力トレーニングを厳しく行い、徹底的に身体をいじめぬいてもらいたい。
②投手はメンタルトレーニングが必要。先発投手は立ち上がりに注意し、中継ぎ投手は自信を持って投げる練習を。四死球を出さない工夫も大事。
③打線は重症。突っ込み処満載。
・きちんと打撃技術を出来るまで指導出来るコーチの招聘。
・トレードで２割８分以上打てる野手の確保。
・練習機器を更新し、160km/hのストレートを打ち返し、変化球に対応出来る目を養う。
・里崎氏の言うＢクラス打者（2割8分前後）が3人欲しい。
④捕手は田村はピリッとしないし、佐藤都はムラが激しい。この2名を脅かす人材を一人獲得したい。
⑤総合
・まず「打てないヤツら」（Ｎ，Ｆ，Ｙ）が一軍スタメンに居座っているこの状況を改善しないといけない。特定の選手の贔屓起用をやめ、打てる人がスタメンに入って欲しい。選手層が薄いので、2軍の大幅強化が必要。トレードにお金をしっかり使い、ドラフトで即戦力を多数獲得してもらいたい。
・吉井さんの采配にも疑問。失敗した起用を繰り返すし、投手交代も一人遅く、必要な場面で代打を出さなかったり、えっ！という代打がある。今年はお試し的要素が強かったのかもしれないが、来年は勝つための采配を考えて、実行して欲しい。
いずれにしても、球団がまず本気になって勝つために必要な資金を投入する。そして選手も競争意識を高め、出来ないヤツは去るぐらいの勢いが欲しい。2軍は休憩所ではない。2軍最下位が1軍の弱さを物語っていると思う。ケガ人、病人も多すぎた。前半と後半で別のチームになってしまった。一度に全部出来ないかもしれないから、至急の課題は年間とおして戦える体力。オフは覚悟して臨んでもらいたい。本当に大なたを振るわないと、2025年常勝球団なんて無理。